絶滅危惧動物の登録票 不正使い回しのケースも

NHKニュースからです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170122/k10010848671000.html

アップサイトで動画が見られます。


絶滅危惧動物の登録票 不正使い回しのケースも

1月22日 14時06分


絶滅のおそれがあるとして輸入が原則禁止されている動物を国内で取り引きする際に必要な、国の「登録票」が、密輸された動物に不正に使い回されているケースがあるため、環境省は登録票の管理体制を強化することにしました。


「ワシントン条約」では700種類余りの動植物について、絶滅のおそれがあるとして商業目的での輸出入が原則禁止されていて、正規に輸入されたものを国内で取り引きする場合にも、国から登録票の発行を受ける必要があります。

登録票は対象となる動物が死んだ場合、返却することになっていますが、環境省によりますと、返却されないものが多数に上り、中には密輸された同じ種類の動物に不正に使い回されたケースもあったということです。

このため環境省は、登録票に有効期限を設け、5年ごとに更新させるようにするほか、動物の体にマイクロチップを埋め込み、動物が死んだりして別の個体に変わっていないか確認するなど、違法な取り引きを防ぐため管理体制を強化することにしました。

環境省はこの制度の導入に必要な法律の改正案を、20日に召集された通常国会に提出する方針です。

象牙業者を登録制で監視へ 違法取引排除に一歩、環境省

西日本新聞からです。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/301925


象牙業者を登録制で監視へ 違法取引排除に一歩、環境省

2017年01月17日 16時50分


後を絶たない象牙の違法取引を防ぐため、環境省が20日召集の通常国会に、現在は届け出制になっている象牙取扱業者を登録制にして監視を強化する「種の保存法改正案」を提出することが17日、関係者への取材で分かった。悪質な業者を排除する仕組みを導入し、適正な市場確保を目指す。


 現行制度では、分割された牙や、象牙製品を取り扱う業者は、国への届け出が義務付けられている。一方、全形を保った牙は1本ごとに登録する必要がある。


 しかし、ネット売買などでは業者が適切な取引をしているかを購入者が確認できず、「違法行為をしても罰金を払えば事業を継続できる」といった批判が出ていた。



~転載以上~



中国は昨年末、今年末までに商業目的の象牙の取引を全面禁止すると発表しました。

日本も規制を強化しなければならないと思います。そして消費者もまた、象牙の現状について、犠牲になっているゾウたちについて、知る必要があると思います。



象関連記事 参考になるのでぜひご一読ください。


ロイターより。


象牙規制(上):守勢に回る日本政府、国際批判の矛先集中


象牙取引(下):見えないネット取引実態、日米ヤフーに温度差


中国、象牙の取引禁止=国内市場を全面閉鎖

日本へもプレッシャーとなってほしいです。



時事通信からです。

http://news.livedoor.com/article/detail/12485820/


中国、象牙の取引禁止=国内市場を全面閉鎖

2016年12月31日 15時38分


【北京時事】中国政府は30日、象牙の商用取引を全面禁止すると発表した。国際的な流れに歩調を合わせた形で、2017年末までに加工・販売業者の営業を全て停止させる。2大市場の米中が禁止に踏み切ったことで、印鑑などで象牙の加工・販売を続ける日本は対応を迫られそうだ。

絶滅の恐れがあるアフリカゾウなどの象牙はワシントン条約で国際取引が原則禁止されているが、規制前に輸入された分を国内で取引するのは合法。ただ、密猟による象牙が出回っていることから、同条約締約国会議は16年10月、各国に国内市場の閉鎖を勧告する決議案を採択した。

これに先立って米政府は6月、象牙取引を事実上の全面禁止とする措置を発表。象牙はテロ組織の重要な資金源になっているといわれ、世界最大の取引国とされる中国の動向が注目されていた。

中国では富裕層の装飾品として象牙の人気は高い。新華社電によると、現時点で国内に加工業者が34社あり、143カ所で販売が行われている。これら全てを業務停止とし、インターネット販売も取り締まる。博物館での展示など文化目的以外の受け渡しを認めない厳格な内容だ。

世界自然保護基金(WWF)は「米中2大市場の国内取引禁止で、世界に反響が広がるだろう」と決定を歓迎している。

ディカプリオが製作総指揮 映画「ザ・アイボリー・ゲーム」

環境破壊の現実を描いたドキュメンタリー「地球が壊れる前に」を手がけた、レオナルド・ディカプリオが製作総指揮を務めた映画「ザ・アイボリー・ゲーム」。


日本では劇場未公開。2016年にNetflixで配信。



c32e8cd8.jpg



【予告動画】





NETFLIX公式サイトより。(こちらで視聴できる?ようです)

https://www.netflix.com/jp/title/80117533


象牙の密売ネットワークは世界規模だ。その影でアフリカ象は確実に絶滅へと近づいている。密猟、転売、公然と売られる現場に潜入した衝撃のドキュメンタリー。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



日本で違法な象牙取引きが横行していることが、覆面調査でも確認されています。

国民全体としての意識も低いように感じます。


こうした映画によって、少しでも関心を持つ人が増えればと思います。



ゾウ関連リンク


『アイボリー・ゲーム』あらすじと感想(ネタバレあり)レオナルド・ディカプリオが製作総指揮


『アイボリー・ゲーム』感想…野生動物保護の最前線は戦争だった



地球「地球が壊れる前に」についてはこちら


レオナルド・ディカプリオ渾身の環境ドキュメンタリー、ナショジオで放送&配信へ




「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞く

Forbes Japanからです。

http://forbesjapan.com/articles/detail/13956


「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞

2016/10/18 17:30


栃木県に「熊仙人」と呼ばれる白い髭の男がいる。クマの生態を観察し続けて28年。日光市在住の横田博(68)だ。

今年、クマが人間を襲う事件が相次ぐことについて、横田は栃木訛りでこう言う。

「なぜクマが人を襲うようになったのかを探るのではなくってさ、今までなぜ人を襲わなかったのか。クマにブレーキをかけていたのは何だったのかを考えた方がいいんでないか?」

もともと横田は地元で接骨院を経営しながら中禅寺湖などで淡水魚の水中写真を撮影していた。しかし、1988年6月、地元に近い足尾銅山でクマに遭遇して以来、28年にわたって山に分け入り、クマの生態を映像に収め続けている。

そうした横田の活動は、昨年、NHK『WILDLIFE』で紹介され、横田が撮影に成功した「子供のクマを襲って食べるクマ」など、知られざる生態として放映され、話題となった。

私(筆者)が旧知の横田を訪ねたのは、急増するクマ被害の原因を知りたかったことと、学者や狩猟解禁期間が3か月と限られているハンターよりもクマの生活を彼がよく知っているからだ。

ブナの実の豊凶説は本当か?

「クマがエサを求めて山から下りてきた」という説が報じられている。今年5月から6月にかけて、秋田県でクマに襲われたと思われる4人の遺体が発見された。クマに襲われてケガをするケースも東北地方を中心に相次いでおり、クマの好物であるブナの実の豊作・凶作と、クマの出没に因果関係があるというのだが、横田はエサ説に首をかしげて、ある映像を見せた。

「この映像は、クマが一度に3頭もやって来たやつだね」

足尾の山の岩肌。大きなツキノワグマが鹿の死骸をむさぼり食う姿だった。すると、どこからともなく2頭目、3頭目がやってきて、鹿の頭を残して食い尽くそうとしている。

「クマは新鮮なものだけを食べるわけではないんだよ」と、横田が言う。

「鹿が植樹した木の皮を剥ぐ被害が増えて、年間5,000頭の鹿を県は駆除している。以前はハンターが鹿を仕留めると、持ち帰ってジビエ用に売っていたけれど、最近では数も多いこともあって、撃ったらそのまま放置していることが多い。過去に大雪による鹿の大量死が起きた時、死骸の匂いを追って、クマが移動してきて増えたこともあったよ」

春一番の季節になると餓死する鹿がいたり、イヌワシが子鹿を襲い、崖から落ちて死んだ子鹿も、クマのエサとなる。


また、足尾銅山の社宅があった廃墟に、鹿の頭蓋骨など白骨が散乱していた。

「骨を食べに来ることもある。クマだけでなく、リスが鹿の背骨を食べに来たりね。自然の食物連鎖で、鹿が死ぬとカラスや鳥に始まり、微生物からクマまで、いろんな生物が食べに来て、死体をきれいに掃除してくれるんだよ」

つまり、クマは何でも食べる雑食で、木の実の豊凶だけが原因とは考えにくいのだ。ちなみに、クマは共食いもする。子供のクマを食べるのだ。世界的にも珍しいそのシーンを、横田は映像に収めた。

「ジローと名付けたメスのクマがいて、子供と一緒にカラマツの木に登っていたんだよ。そしたら、巨大なオスのクマが現れて、猛然と木に登ってジロー親子を襲おうとする。子供を守ろうとしてジローはオスと取っ組み合いになり、木から落ちると、取っ組み合いをしたまま山の斜面を転げ落ちていった。ジローがオスの足をがぶりと噛んで抵抗したんだけど、オスはジローを振り切り、ものすごいスピードで斜面を駆け上がると、木に登って子供を食べてしまった。離れたところからジローが呆然とした姿で、子供が食べられるところを見ていたね」

ハンターがクマを仕留めて腹を割くと、胃の中からクマの子供のツメや毛が出てくることがある。クマの雑食性や凶暴性を物語る話である。

では、人間を襲う理由は何かと聞くと、冒頭のように「襲わなかった理由から考えてみた」と言うのだ。

超高齢社会とクマ社会

横田が富山県で講演を行った時のこと。立山で驚いたのは、尾根をまるでアリの行列のように登山者が連なっていることだった。

「どこの山でも登山者が増えたね。定年退職して時間ができた高齢者が山の奥までハイキングをするようになったんだね。山の奥深いところは若いクマでさえ入らない。そこはエサが豊富で、一番強い巨大なクマの縄張りだから。

そこに登山者たちが入り込むと、人間を恐れるクマが追い出されるように山奥から出てきたんだと思う。以前は、人間社会とクマ社会がお互いを警戒して、住み分けていた。ともに学習するから、互いの領域には入ろうとしなかった。そこが崩れたんだと思うよ」

横田は人間の歩き方にも言及する。

「人間が現れると、クマは人を恐れて林の中に潜む。人間が歩いて立ち去るのを待つんだけど、山菜取りに来る人間は一定方向にまっすぐ歩かない。山菜を探しているから、行ったかと思ったら、また戻ってきたり、右に左に歩き、それを見たクマは自分に向かってきたと驚くんだよ」


ある日、横田は同行する新聞記者に「絶対に声を出すな」と命じて、山の中に入った。すると、夏だったせいか、毛に覆われたクマは風通しの良い木の上で涼んでいた。しかし、人間の姿を見て、木の上で息を潜めたのに、クマを見た記者が驚いて、「横田さん!」と叫んでしまった。

「ばか!」。横田が咄嗟に記者を黙らせようとしたのも束の間、「クマは見つかったと思ったんだろうね。ドサッという音とともに俺の真後ろに落ちてきたんだよ」。おびえた記者が猛ダッシュで走り去ると、横田の背後に落ちたクマも、脱兎のごとく逃げ去ったという。

クマの生息地に人間が入るようになり、また人が住んでいた集落が高齢化や過疎化で人がいなくなっている。そこにクマが現れるようになり、時折、人間と遭遇するようになったと考えるのが自然だろう。

クマ社会と人間社会の暗黙の掟。それが、人間の都合で崩れたのだ。

牛舎で牛と寝ていたクマを追うと・・・

熊仙人の横田が撮影した写真に、牛小屋の乳牛の隣に現れたツキノワグマの写真がある。

里山にあるこの牛小屋の主人はビックリして大騒ぎしたのだが、なぜ牛小屋に現れたかというと、牛の飼料であるデントコーンを食べに来るのだ。

横田が見に行くと、足跡からクマは1頭だけではなく、3頭いることがわかった。しかも頻繁に来ているせいか、牛はクマが来ても暴れなくなり、牛の隣でクマが堂々と寝ていることもあったという。

また、クマは3頭一緒に現れているのではなかった。まずオスがやって来て、牛のエサのコーンを食べる。その間、母親と子どものクマは林の中に潜み、オスがいなくなるのを待っている。前述したように、オスが子供を食べてしまうからだ。

順番待ちをしているせいか、母子クマが牛小屋に現れるのは、夜明け近くになる。牛のエサを食べ終わった親子の足跡を辿ると、林の中を通り抜け、川に辿り着いた。

いろんな方角からクマの足跡が川に集まっていて、川べりは足跡だらけだ。牛小屋で前足が泥だらけになったので、クマは川で洗っていたのだ。これは捕食する時、相手を前足で捉えるため、前足は重要であり、汚れているのを嫌うからだ。

しかし、夜明けに牛小屋からやって来た親子のクマはそこで釣り人と遭遇した。驚いた釣り人が声をあげたため、クマも驚いたのだろう。クマは釣り人の目をめがけて前足を振り下ろしたのだ。もし人間を食べるのが目的だったら、人間ののど元に噛み付くはずだ。人間を食べるのが目的だったのではなく、驚いた結果の事件であったと思われる。

熊仙人の横田はこう言う。

「30年近くクマを観察し続けてきた自分がいる地元で、クマの被害がでてしまうと、俺自身の恥だ。人がクマに襲われないように注意喚起を促すこと。それが俺に課せられた役割だと思うんだよ」


プロフィール

春

Author:春
ご訪問いただきありがとうございます!

福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

人間の都合で虐げられている動物たちのことを1人でも多くの人に知ってほしい、声を上げてほしい、そして動物達へのやさしさの輪が広がればと思います。

リンク・転載は構いませんが、その際は必ずどこからのものかわかるよう、ブログ記事URLを明記していただきますようお願いいたします。

17才の女王様猫と4才児の母。

メインブログはこちらです。
http://ameblo.jp/momokohime7/

最新記事
こちらもチェック♥
コラボ企画「福島をわすれない」パネル展開催スペース・企画を生かすアイデア随時募集中!
"Never Forget Fukushima" Project







ボクと遊んでニャ♪
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR