【震災6年】被災ペット救護へ実践訓練 「群馬VMAT」 災害派遣チームと、全国初

読売新聞からです。

http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20170312-OYTNT50184.html


【震災6年】被災ペット救護へ実践訓練

2017年03月13日


◆「群馬VMAT」 災害派遣チームと、全国初


東日本大震災を機に重要性が認識された、災害時のペット救護。それを組織として効率的に行おうとする取り組みが、県内でいち早く進んでいる。県内の獣医師らで作る災害時の動物医療支援チーム「群馬VMAT」は昨年11月、災害派遣医療チーム「DMAT」と、全国初となる合同訓練を実施、今後、より実践的な訓練も積む予定だ。(田島萌)


 「工場跡に急きょ作ったシェルターに、犬や猫が入った150個以上のケージが所狭しと並んでいた。動物たちにはストレスだが、人の避難所すら混乱する中、精いっぱいだった」


 群馬VMATを主導する小此木正樹獣医師(57)(伊勢崎市)は、東日本大震災で福島県内に設置された動物保護施設(シェルター)の様子をこう振り返る。


 群馬VMATの獣医師23人のうち7人は震災後、福島県と同県獣医師会らが作ったシェルターの支援に入った。小此木さんも2011年6月以降、50回以上出向いて運営を支えた。シェルターには東京電力福島第一原発事故の警戒区域に取り残されたり、被災者が避難先で飼えなくなったりしたペットなどが一時収容されており、獣医師らが交代で健康管理に当たったが、それでも態勢は十分でなかった。


 震災でペットを亡くしたり、離ればなれになったりした飼い主の精神的ストレスも大きかった。ペットのために車中泊する被災者もおり、被災者の心と体の健康につながるペット救護の重要性が、認識される契機となった。


 群馬VMATは16年3月、福島県で支援にあたった獣医師らを中心に、全国で2番目に結成された。昨年11月には、伊勢崎市民病院の災害医療活動訓練に初参加。VMATとDMATが合同訓練を行うのは全国初だった。


 訓練では、一般のけが人役に交じって、犬や猫、ウサギなどのペットや盲導犬を連れたけが人役が参加した。窓口で適切に誘導を行い、同病院のDMATが人を治療し、群馬VMATが動物の手当てや一時預かりを行う流れを確認。同病院の片山和久・外科診療部長(52)は「日頃の訓練でペットや盲導犬の存在を想定したことがなかった。ペットを心のよりどころにする患者は多く、必要性を感じる」と話した。


 今年1月には渋川広域消防本部の訓練にも参加し、災害救助犬の体調チェックを行った。群馬VMATの取り組みは、組織作りから実践的な訓練の段階に移行しつつある。小此木さんは「県内の災害以外にも、首都直下地震が起きれば多くの避難者がペットと共に群馬に押し寄せる。対策は急務で、今後も自治体などの協力を得て実践的な訓練を積み重ねていきたい」と力を込めた。


〈VMAT(ブイマット)〉 獣医師らで作る災害時の動物医療支援チームで、医師らで作る「DMAT」のペット版。震災直後は主にペットの治療を行い、その後はシェルター(動物保護施設)の運営支援、ペットの健康管理や感染症予防などに取り組む。2013年6月に福岡県、16年3月に群馬県、今年1月に大阪府で結成された。

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