世界最大規模の米狩猟家団体が1,000頭分の狩猟権を対象にしたオークションを開催

ラスベガスで今週、米国の狩猟家団体サファリ・クラブ・インターナショナル(SCI)による、およそ1,000頭分の狩猟権を対象にした「アルティメート・ハンターズ・マーケット(ハンターのための究極のマーケット)」と称するオークションが開催されています。



C3nt_T9UkAAmJfR.jpg

twitter



【記事元】


ヒューメインソサエティー・インターナショナル

Killing of 280 South African animals to raise more than US$1 million for American hunting group’s anti-wildlife agenda


ハフィントンポスト

Trophy Hunters Gather At Safari Club International Convention To Bid On Big Game Kills


より翻訳、要約。



南アフリカ地域ではキリン、カバ、シマウマ、ヒヒ、バッファロー、インパラなど280頭分の動物たちの狩猟権がオークションにかけられ、追加費用を払えばゾウ、ライオン、サイ、ヒョウといった絶滅危惧種の狩猟権も手に入ります。全世界でおよそ1,000頭分、530万ドル相当の狩猟権が競りにかけられ、25,000人のハンターが参加していると見られています。


オークションの売り上げは、SCIが、絶滅危惧種の保護を強化する政府の措置に対抗するためのロビー活動などに使われます。



画像は、今年と過去のオークション会場の様子(World Animal Newsより)



Screen Shot 2017-02-03 at 9.35.52 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.30.00 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.30.18 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.30.40 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.29.36 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.29.46 AM

Screen Shot 2017-02-03 at 10.31.01 AM



以下は、今回オークションにかけられている最も高額な狩猟権の一部です。


カナダのホッキョクグマ→72,000ドル




ナミビアのゾウ2頭→それぞれ35,000ドルと25,000ドル




アフリカのヒョウ8頭→16,500ドル~81,400ドル




グリズリー3頭→21,500ドル~25,000ドル




最大400頭のアカシカ→92,000ドル




南アフリカのワニ→13,500ドル





このオークションに対してはかねてから厳しい批判が寄せられており、トロフィー・ハンティングに反対する市民や保護団体が抗議運動を行っています。



16426035_1537638522931560_3914173408682476817_n.jpg



World Animal News




”動物保護団体ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HIS)とヒューメイン・ソサイエティー・アメリカ支部が、米国魚類野生生物局が持つ輸入データを分析した結果、動物を必要性からではなく娯楽のために殺害するスポーツ狩猟家たちは、2005~14年までの10年間に、126万頭分の「トロフィー(趣味の狩猟による獲物)」を米国に輸入していたことがわかった。平均すると1年間に12万6000頭、1日に345頭のトロフィーが輸入された計算になる。 ”(ナショナルジオグラフィックより)



アメリカのトランプ大統領の2人の息子がハンティング好きという事実もあり、世界最大規模の狩猟家団体であり、今回のオークションでも巨額の資金を得るであろうSCIがトランプ政権に与える影響は、保護活動家たちにとって大きな懸念事項となっています。


※過去記事参照


”【署名】ドナルド・トランプの息子が野生動物ハンティングをしている”



SCIのサイトには、団体について「野生動物の保護と野外教育のための世界的なプログラムを運営する非営利団体」とあります。


ヒューメインソサエティー・インターナショナルの担当者は、「ハンターたちの言い分は、狩猟が野生動物の保全活動に貢献しているというものだが、実際に地元へ流入する金額はごくわずかで、地元経済を活性化する効果はほとんどない。真の『保護』とは、動物たちの命を救うことであって、残酷に奪うことではない」と話しています。



★関連過去記事


米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に 年間12万6000頭を超える動物が殺され、米国に持ち込まれた


ノーモア・セシル★ストップ・ハンティング! ライオンと野生動物を守るための署名まとめ



16266153_1524957594199653_99589273093443589_n.jpg



関連記事
スポンサーサイト
プロフィール

春

Author:春
ご訪問いただきありがとうございます!

福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

人間の都合で虐げられている動物たちのことを1人でも多くの人に知ってほしい、声を上げてほしい、そして動物達へのやさしさの輪が広がればと思います。

リンク・転載は構いませんが、その際は必ずどこからのものかわかるよう、ブログ記事URLを明記していただきますようお願いいたします。

17才の女王様猫と4才児の母。

メインブログはこちらです。
http://ameblo.jp/momokohime7/

最新記事
こちらもチェック♥
コラボ企画「福島をわすれない」パネル展開催スペース・企画を生かすアイデア随時募集中!
"Never Forget Fukushima" Project







ボクと遊んでニャ♪
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR