太地町イルカ漁 お母さんから引き離される赤ちゃんイルカ

和歌山県太地町のイルカ漁が今年も行われています。


先週、現地で漁の様子を記録している女性ボランティアが公開した動画には、赤ちゃんイルカがお母さんから無理やり引き離され、連れ去られる様子が映っています。



記事元:The Dodo


Mother Dolphin Tries To Stop Hunters From Taking Her Baby



漁師たちに選別された一頭の赤ちゃんイルカが、数人に取り囲まれ、お母さんイルカから引き離されます。


赤ちゃんは一生懸命お母さんの元に戻ろうとし、お母さんはパニックになったように必死で赤ちゃんの周りを泳いでいます。



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しかし赤ちゃんはそのままボートまで運ばれ、お母さんの目の前で連れ去られてしまいました。


この赤ちゃんは水族館へ移送され、ショーに利用されると見られています。



【動画】





このように子どもを奪われたお母さんイルカは、殺されることもあれば、また子を探して何度も何度も海に潜り、二度と上がってこないこともあり、「自殺」行為とも言われています。

専門家によると、そもそも囲い込みされると、イルカは自殺する傾向があるそうです。


動画を見て私自身、子を持つ母親として、本当に胸が引き裂かれる思いでした。。




追いこまれたイルカたち。


taiji2.jpg



こちらは昨年の漁の様子。海が血で染まっています。


taiji3.jpg



今週撮影された別の親子。母イルカが赤ちゃんを連れてボートから逃れようとしています。


taiji-motherandcalf2.jpg




漁の過程で死ぬもの、殺され食用とされるもの、家族と引き離され、漁のトラウマを抱えて生きるもの、生涯狭い水槽に閉じ込められ、曲芸を披露しなければならないもの…


日本では大人気のイルカショーの背景には、こんな悲しく残酷な現実があります。


こうして捕えられたイルカたちは、国内外の水族館へ売却されます。

ロシアには、軍事用として売却されてもいるようです。


最近では、韓国が太地町から2頭の若いイルカを購入することを発表していますが、この蔚山市の長生浦クジラ生態体験館では過去に5頭のイルカが死んでいるものの、そのいくつかについて事実を隠していたことが批判されました。漁そのものも残酷であり、またこのような事情もあることから、国や市、水族館に対してイルカを購入しないよう求める声も上がっています。


One Green Planet


Urgent Action Needed to Stop the Import of Taiji Dolphins to Korean Marine Park



アメリカでは、シーワールドが目玉のシャチのショーおよび繁殖を廃止しました。

昨年秋には、全米で初めて、カリフォルニア州で曲芸目的のシャチの飼育を禁止する法案が可決しました。


欧米では、シャチやイルカのような海洋哺乳類を人間の飼育下に置くことを「虐待」として反対する風潮が強まっており、インドや欧州、中南米などで少なくとも14カ国がシャチの飼育を禁止する法案を可決しています。


ドイツではイルカショーが激減し、飼育そのものも規制する動きが進んでいます。スイスでは、輸入を禁止する法改正が行われるなど、ヨーロッパ各国で規制が進んでいます。


インドでは、イルカを「一定の権利をもつ人類ではない人」と定義し、保護しており、飼育やショーが禁止されています。



日本では、家族連れで賑わうイルカショーですが…パフォーマンスをしているイルカたちがどのようにしてそこまで来たのか、もっと関心を持ってほしいと思います。


故郷の広い海から離され、狭い水槽で曲芸をさせられる生活。

愛するものと引き離され、永遠に会うことのできない親子。

そんな現実を知ったなら、ショーを楽しむことはできないのではないでしょうか。


私たち人間の娯楽のために、賢く美しい彼らに犠牲を強いることは間違っているのではないでしょうか。



イルカ関連記事 ひかたまさん


イルカ漁:仲間から離れない一頭のイルカ



イルカ参考記事 めー子さん


イルカ猟(イルカの追い込み猟)、水族館の裏側を知っていますか?




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