日本から動物園が消える!高齢化、中国の“爆買い”原因か

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日本から動物園が消える!高齢化、中国の“爆買い”原因か

投稿日: 2016年08月03日 06:00 JST


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「ニシゴリラのドン(オス)は、国内最高齢の47歳です。人間でいえば80代、90代といったところでしょうか。ドンも人間と同じように、風邪をひきやすくなりました。一日でも長く生きてもらおうとケアをしています。でも、ドンが死んだら、当園に新たにゴリラが来ることはありません」

 


そう語るのは、仙台市八木山動物公園の副園長の阿部敏計さん。7月中旬、平日にもかかわらず同園にはカップルや家族の姿も見られるようになった。両親に連れられた小さな姉妹は、人気者のドンがのっそのっそと歩く姿を、興味津々の様子で観察している。

 


ミナミシロサイのシンシア(メス46歳)も、国内最高齢。残念ながら、ゴリラ同様、同園では最後の1頭となる。

 


「シンシアは平均寿命の40歳を超えました。左の脇腹に創傷があって、寝床に出血痕があれば投薬しています。シンシアが死んでも、新たにシロサイを連れてくることはしません。オス1頭、メス1頭のつがいで繁殖が期待できるクロサイに変更する予定です」

 


同園で人気とされてきたサイやゴリラは、現在“少子高齢化”が深刻だ。同園はほかにも国内最高齢のホッキョクグマのナナ(メス31歳)や、国内2番目に高齢のアフリカゾウのメアリー(メス49歳)を抱えている。だが、これは日本全国の動物園が直面している問題だ。

 


日本動物園水族館協会の’11年種保存会議資料によると、ニシゴリラは’00年に33頭いたが、’20年には21頭、’30年には7頭に激減すると予測されている。日本の動物園の人気動物たちが“絶滅”の危機にさらされているのだ。

 


今回、複数の動物園関係者への取材で共通して聞かれたのは、「繁殖の努力をしなかった。動物が死ねば、すぐに海外から買えばよかったから」という反省の声だった。しかしいまは、発展途上国の開発によって野生動物が激減している。経済発展している国との“動物の取り合い”も激化している。

 


「ここ数年、新興国が多くの動物を購入し、特に中国では10以上の動物園が新規オープンする年もあると聞きます。この“取り合い”は市場原理を生み、希少な動物の値段を、この20年で10〜20倍に高騰させています。たとえば1頭400万円だったホッキョクグマは現在6,000万円に、200万〜300万円だったゴリラは1億円といわれています」(は虫類をテーマにした静岡県の体感型動物園iZooを運営する白輪剛史園長)

 


仮に高額で動物を購入できても、絶滅が危惧される野生動植物の国際取引を厳しく規制するワシントン条約がある。

 


「同条約によって、動物の繁殖・研究目的でなければ輸入できないので、1頭だけ購入することは無理です。数頭購入することは金銭的にも難しいですし、群れの動物がストレスを受けない飼育スペースも用意しなければなりません。現実的には、新たに動物を購入することは、一部を除いて不可能に近い状態になってきています」(阿部さん)

 


大きな転換期を迎えた動物園。10年、20年後も人々を楽しませる施設であり続けるために、いま飼育員たちは懸命の模索を続けている。



~転載以上~



以下、なうでご紹介済みですが…ひかたまさんからです。

http://shindenforest.blog.jp/archives/62977016.html


動物の価格と日本の動物園の行方

いままでこのブログでも
動物園の話をたくさん書いてきました。

動物園の流れは
見物客主体から
動物たちが主体へと変わろうとしています。


そして
動物たちが
様々な理由によって
新しく仕入れられない状況に変わってきました。


今後は、
今のままでいたいという動物園は
淘汰される時代になります。


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日本は
米中についで
世界で三番目に動物園と水族館が多い国。


世界中で
野生動物が絶滅へと向かう深刻な時に
これだけ多くの動物を保有する以上、
無視したり、無関心ではいてはいけない問題のように思えます。



野生動物が貴重になってきた現在
動物たちの価格も維持費も膨大になってきています。


ゾウは
20年前に 1300万円
現在は  3500万円

シロサイは
20年前に 800万円
現在は  3500万円

クロサイはもうすでに
価格が付けられません。


ホッキョクグマは
20年前に 400万円
現在は  6000万円

パンダは
レンタルのみ可能で年間1億円
10年契約。契約中の死亡で4000万円追加、
子パンダが生まれた場合6000万円の追加料金

ゴリラは
20年前に 300万円
現在は  1億円

オルカは
20年前に 8000万円
現在は  5億円


動物の生活の質や繁殖などを考えると
最低限ペアでの購入
そして
充分に広い施設の建設も必要です。



中には、コアラのように無料でもらえる動物もいますが、
新鮮なユーカリの葉が必要なため
1頭あたりの維持費用は年間1,000万円以上はかかる覚悟が必要です。


新しい花形動物を仕入れることは
実質上困難なのです。



でも
動物たちには寿命があります。
今、日本国内にいる動物たちは
一斉に老齢化しています。


いまから方向転換を模索していかないと
立ちいかなくなる動物園は続出し、
その際に動物たちも犠牲になりかねません。



私たちは
日本にこれだけ大量に野生動物を輸入したのですから
無視や無関心ではなく
慈悲と優しさの心を持って
何らかの形で、協力していく必要があると思います。

例えば、
数多い動物園を統合し、
大きなサンクチュアリを創ることも一つの方法だと思います。


一つ一つの動物園での対処では
何も大きく変わることはできないでしょう。



イランには
「屋根が大きければ
積もる雪も多い。」

ということわざがあります。

それだけ責任があるということ。

日本人は、
ただ海外の例を真似るだけではなく、
独創的なアイデアで
世界の見本となることが出来る素質を持っていると思います。

動物園にしても
世界に追随するのでは無く
さまざまなアイデアを持ち寄り
最も動物のことを考えた理想的な環境を
世界に示すことが出来るのではないかと思っています。

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