「金曜日の朝、どうかシッポを振らないで」保健所で毎週 "命のボタン" を押す職員の心中

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「金曜日の朝、どうかシッポを振らないで」保健所で毎週 "命のボタン" を押す職員の心中

2016年7月28日 更新


保健所には、様々な理由で犬や猫が持ち込まれます。譲渡会によって里親が見つかった犬たちはほんの一握りです。残った犬や猫は人間の都合の犠牲となり、安楽死の名のもとに命を奪われるのです。今回は、保健所で動物たちの「命のボタン」を押す職員さんの気持ちをご紹介するとともに、最後の最後の手段ではありますが、愛犬たちを飼育してくれる保護施設が利用できることをお伝えします。



保健所の現場で働く職員さんの本当の気持ち

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かつて大分県北部保健所 衛生課 生活衛生環境班に勤務していた、渡辺徹さんが綴った現場での悲痛な思いをご紹介します。

愛犬と暮らしている私たちだからこそ、今一度、現場の人の声を真摯に受け止めたいと思います。

以下、原文です。



『金曜日の朝、どうかシッポを振らないでくれ』~保健所の現場から~

私は、金曜日の朝が辛いです。

数日間なれど、飼い主からの連絡を待ちながら、飼い主の代わりに世話をしています。

飼い主を捜したり、餌を与え、便の後片付けをし、日光浴をさせ、頭をなでてやり、限られた時間で出来るだけの情を注いでいます。

情を注げば可愛く思えてきます。
金曜日は殺処分(一部譲渡)するために大分へ犬を運びます。

情をかけた子(犬)を送りだすときの、我々職員の心境を考えてみて下さい。

金曜日の朝、私の心は、こうです。

シッポを振りながら私を見ないでくれ!
「餌の時間かな?」、と疑いのない目で見ないでくれ!
遊ぼうってすり寄らないでくれ!
子(犬)は、殺処分したくない。
憎しみで牙をむいて吠えてくれ。
・・・その方が、私の心は痛まずにすむから。
今から殺処分されるのに・・・親しそうな目で見ないでくれ!
最後の最後まで人間を信じている・・・「俺たちは、お前達を殺処分するんだぞ!」
・・・シッポを振らないでくれ。

私達職員は、胸が締め付けられます。
その時が金曜日です。

「憎しみで吠えられた方が気分が楽になる」
この心境、分かりますか?

保健所に殺処分をゆだねる前に、愛犬との楽しかった時期を思い出してください。
愛犬は、最後の最後まであなたを信じているはずです。

愛犬が粗相をしたとしても、多くの場合、飼い主がしつけを怠ったケースが多く、責任を愛犬になすりつけないで下さい。

犬についての正しい勉強を怠った自分(飼い主)を見つめ直して下さい。


元 大分県北部保健所 衛生課 生活衛生環境班
イラスト:(故)工藤 毅 文:渡辺 徹

出典:金曜日の朝、どうかシッポを振らないでくれ(保健所の現場より)


大分県北部ボランティアのホームピーナッツさんと、工藤さん、渡辺さんが、いのちの授業を立ち上げ、その中で使っているものです。

イラストを描かれた工藤さんは、難病を患いながら、生命をかけていのちの授業を立ち上げたそうです。

文章、イラストの著作権は作者に既存します。
配布・拡散は自由ですが、改変はご遠慮ください。


犬を飼ったら絶対に最期まで共に過ごす

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愛犬家であれば、犬か自分のどちらかが天国に逝くまで、ずっと一緒に暮らすのは当然のことで違和感はないですよね。

しかし、日本という豊かで戦争もない国であっても、いまだに多くの犬や猫の命が軽んじられているのが現実です。

犬が年老いて病気になったから、引越しで犬が連れて行けないから、離婚して犬の行き場がなくなったから、こんな自分勝手な都合で愛犬を手放すことだけはしないでください。

万が一、飼い主が死亡したり高齢になったりして愛犬が飼えなくなったら、残された人たちがサポートして、何とかして犬が安心して暮らせる場所を探してあげてください。

飼えなくなったら安楽死しかない?

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複雑な事情によって、愛犬を好きで手放すわけじゃないと涙する人もいることでしょう。悩んだあげく出た答えが安楽死だとしたら『飼えない→保健所で安楽死』この方法だけではないことを知ってください。

みすみす愛犬を安楽死をさせるのではなく、犬や猫を保護し飼育するNPO団体も増えています。しっかりとした施設であれば、愛犬の世話をちゃんと看てくれますし、里親も探してくれます。

犬や猫の孤児院的な保護施設は、インターネット検索によって探すことができますので、例えば「犬 保護施設」などと入力してみてください。全国から引き取ってくれる施設もあります。

保健所に連れて行って安楽死させるしか選択肢がないと悩んでいた方は、ぜひ愛犬の未来のために命を繋ぐ道を作ってあげてください。

※この記事は、保健所代わりに安易に施設を利用することを薦めるものではありません。犬を飼ううえで、飼い主による犬の終生飼育は大前提です。

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