熊本地震 「避難所で迷惑になるから」ペット連れも車中泊

毎日新聞からです。

http://mainichi.jp/articles/20160512/k00/00e/040/213000c


熊本地震 


「避難所で迷惑になるから」ペット連れも車中泊


毎日新聞2016年5月12日


布団の上で猫をなでる内田和子さん。窓ガラスや玄関は壊れ、夜になると天井の電灯に虫が集まってくる=熊本県益城町で2016年5月6日午後10時11分、喜屋武真之介撮影



環境省の「同行避難」呼び掛けも、「同行ダメ」の自治体も

 

 熊本地震では、ペット連れの被災者が周囲への遠慮から避難所に入れず、車中泊や損壊した自宅での生活を選ぶケースが相次いでいる。環境省は東日本大震災を教訓にペットとの「同行避難」を呼び掛けているが、避難所ではペットの同行を断る自治体も出るなど混乱も起きた。不安定な避難生活で飼い主やペットが疲弊する中、県外の獣医師会やNPOが一時預かりなどの支援を続けている。


 熊本県益城(ましき)町の吉田瑠美(るみ)さん(38)は、町内で震度7が観測された4月14日以降、家族と愛犬を連れ、町内の駐車場での車中泊を選んだ。「鳴き声で周りに迷惑をかけるわけにはいかない」と避難所生活は避けた。しかし、地震前は庭で放し飼いにしていた茶色のトイプードルは、避難生活のストレスのせいか毛が所々白くなり、食欲が落ちたという。

 

 犬1匹、猫5匹を飼う同町の内田和子さん(66)は一時、犬と車の中で過ごしたが、近くで車中泊をしていた避難者に「犬は嫌い」と言われ、柱が傾くなど損壊した自宅に戻った。もし倒壊しても助けを呼べるように首から笛をぶら下げた生活が続く。「子供たちには避難してと言われるが、ペットも大切な家族だから」と話す。

 

 環境省は、東日本大震災で飼い主とはぐれたペットが続出したことを受け、2013年8月に飼い主との「同行避難」を原則とするガイドラインを示した。しかし、避難所でのペットの受け入れ可否は各自治体の判断に任せているのが実情だ。

 

 熊本県はガイドラインを受け、市町村が避難所内にペット専用スペースを設置することなどを盛り込んだペット避難の指針を3月に策定したばかりだが、市町村に配布する前に地震が発生したため、指針は周知されていなかった。11日時点で15カ所以上の避難所を開設している熊本市、八代市、御船(みふね)町、益城町はいずれも避難所にペット専用スペースを設置できていない。

 

 一方、地震後間もない混乱期に避難所内にペットを入れた飼い主も少なくなく、避難者から「夜中に猫がうるさい」「アレルギー症状が出た」などの苦情が自治体に寄せられた。そのため、熊本市などは避難所内へのペットの入室禁止を呼び掛け、ペット連れが行き場を失う事態となった。

 

 こうした状況を受け、県外の獣医師会やNPOなどがペットを一時的に預かったり、避難所近くにペット同伴で生活できるテントを搬入したりして支援を続けている。南阿蘇村は、今春閉校した旧白水中学校の教室の一部を犬の同伴者専用の避難所として提供し、11日現在で4世帯12人と6匹の犬が身を寄せている。

 

 現地で動物救護に当たった福岡県獣医師会の船津敏弘獣医師は「自治体は平時からペット同伴で避難できる場所を周知し、災害時の混乱を避けるべきだ」と指摘。「ペットがストレスから下痢や食欲不振になったという相談が多く、飼い主も疲れ果てている。お互いのために一時的に休める支援を積極的に利用してほしい」と呼びかけている。【末永麻裕、比嘉洋】

ペット支援を続けている団体

 熊本地震でペット支援を続けている団体と支援内容は次の通り。

 

 熊本県獣医師会 県内20カ所の動物病院で犬と猫計約100匹の一時預かり。負傷動物の手当て。避難所での相談受け付け。096・369・7807。

 

 福岡県獣医師会 県内63カ所の動物病院で猫136匹、犬123匹の1週間の一時預かり。092・751・4749。

 

 鹿児島県獣医師会 県内の動物病院で犬と猫の一時預かり。099・252・6128。

 

 災害支援のNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」 熊本県益城町の総合体育館芝生広場にペットと同行可能な災害避難用テントを設置。080・2882・8499。



~転載以上~



※熊本市は国のガイドラインに従い避難所へのペットの「同行」は認めていて、室内への「同伴」を原則として禁止しています。


避難所の中には、室内へ入れてもらうことができているところもあります。


また、熊本市総合体育館では、エントランス付近が段ボールで仕切られ、「ペット同伴専用スペース」になっており、益城町は10日、避難所の町総合体育館の敷地内に、ペット専用のプレハブ3棟の搬入を始めています。


(熊本地震)ペット連れ避難、悩む被災地 専用スペース設置の試みも

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