活動家マーク・チンさん 中国とカンボジアで活動 毛皮工場に潜入/動物福祉教育プログラムを開始

アジアの犬肉産業の実態を潜入調査、記録し、犬の救出活動などを行っている活動家マーク・チンさん(マークさんについて、詳しくはこちら)。


現在、再び韓国や中国で多岐に渡り活動中のマークさん。


前回、韓国での活動の様子はこちらです。


活動家マーク・チンさん 韓国での活動 犬焼酎製造工場から26匹を救出



FBより、中国およびカンボジアでの活動を翻訳、まとめました。

https://www.facebook.com/marcching



先月、中国の食肉処理施設から救出した300匹の犬たちは、現在中国内にあるマークさんの団体のシェルターに移送されています。


数多くの犬が骨折し怪我を負い、またある犬は、両目をくり抜かれたように失っていました。

ほぼすべての犬が、パルボかその他の疾患を患っていました。


シェルターの犬たちをチェックしていると、一匹の犬が、自分を救い出してくれたことを理解しているようにマークさんを見つめていました。


マークさんが「アリーズ」と名付けたこの子は、ジステンパーにかかっていました。

回復を願ったマークさんでしたが、この後アリーズちゃんは別の病気、難病「バベシア症」が原因で亡くなりました。。



動画はこちら。(閲覧注意)

https://www.facebook.com/marcching/videos/vb.1269777534/10212655637287074/?type=2&theater



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4月1日の中国北部における犬肉業者からのレスキューでは、120匹を救い出しました。多くの犬が怪我をし、出血していました。


いつも犬たちの苦しみ、叫び、血を目の当たりにするあまりに辛い活動ですが、救出を試みずして去ることはできない、死にゆく犬たちを暗闇から助け出したい、その一心で続けています。


「これは、単に犬の救出活動ではなく、拷問をやめさせること。

自由、希望、思いやり、そしてセカンド・チャンス」


とマークさんは言います。


別の犬たちは、拷問され、生きたまま焼かれ、屠殺施設に送られました。ほとんどの子たちが盗まれた飼い犬です。


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こちらは、マークさんたちに助け出された子たち。


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動画はこちら。(閲覧注意)

https://www.facebook.com/marcching/videos/vb.1269777534/10212661658437599/?type=2&theater




その後マークさんたちは、中国最大の毛皮生産工場の一つに、買い手に扮して潜入しました。


ここでは、動物たちを農場内の施設で殺し、工場に運んで毛皮製品を生産しています。主な輸出先は、ロシア、日本、韓国、アメリカです。


繁殖用のキツネたちは、歩くことも仲間と触れ合うこともできず、生涯をケージの中で過ごします。


秋になると、数万というキツネが殺されます。多くは感電、気絶させられます(そうすれば噛まないので)。そして生きたまま皮を剥ぎます。生きたまま剥いだ毛皮の方がより品質が良いからです。


殺されるキツネの平均年齢は、わずか一歳ほど。皮を剥いだら、肉の部分は廃棄されます。


マークさんは、「意識を変えることが重要で、より多くの人が毛皮の残酷さを知り、正しい選択をすることで、犠牲を減らすことができるのではないか」と話します。


今回マークさんは、ここから2匹のキツネを保護しました。



動画はこちら。(閲覧注意)

https://www.facebook.com/marcching/videos/vb.1269777534/10212678096568542/?type=2&theater



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保護された子。


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現状を変えていくために必要なのは人々の意識改革、ということで、マークさんは地元活動家や行政と連携して、中国において動物福祉教育プログラムを開始しました。


マークさんはこの日、ワンちゃんと共にとある学校を訪れました。

子どもたちの多くが犬を飼っていましたが、やはり皆犬肉業者に盗まれてしまったそうです。


彼らと触れ合うことで、政府へどう働きかけていけばよいかがわかってくるだけでなく、最も大切なこと、未来を担う子どもたちに思いやりの心を教え、教育する機会を得ることができます。


この日一番素晴らしかったこと、それは愛が国境を越える様を見ることができたことでした。


今後、近くにあるマークさんのシェルターの一部を改装し、生徒たちが動物たちと触れ合ったり、保護する必要性について学ぶ場所にする予定で、来月から子どもたちが定期的に訪れることになるそうです。



education program1

education program2 

education program3


カンボジアでの活動につきましては、反・犬猫肉JPNW/Anti-Dog&Cat meat Japan Networkさんが翻訳記事を掲載してくださっているので転載いたします。

https://www.facebook.com/adacmjnw/posts/735372789974976



2017年4月
カンボジアの首都、ブノンベンにて

 

我々は、ブノンベンにある犬肉産業関係者多くの元を訪れ、業者らには犬肉産業の廃止とそれに代わる新しいビジネス展開の提案と促進、さらに経済発展プログラムについて話し合った。ある場所で私はトラックに200頭もの犬が詰められていてケージが降ろされている場面を目にした。この場所では地元のレストランや屠殺場にこの犬たちを売っている。


一般的に犬の屠殺場では犬は縛られ殴られ生きたまま熱湯に放りこまれることが多いが、毛取機にかけられ生きたまま毛をむしりとられる、これも然り残酷である。


ブノンベンでは政府関係者と会い、動物福祉問題を中心に話し合った。カンボジアでは動物保護政策が無いのだ。政府関係者らは僕に「この国では我々人間のことで大変なのに、犬のことなんか気にしてられますか」と言った。僕は「なにも変えようとしないからだ。これで良しとしながら生きているからですよ」と言い返した。


<思いやり>それこそがこの地球上の原則だ。優しい人はすべてに対して優しい。
優しさの無い人間、それこそがこの社会でのカオスの原因となる元凶だ。


人間同志助け合うことは大切だが、動物を守ることも同様、大切なこと。我々は他者を思いやるとき人間らしい暖かな心を活用する。次世代の人間には、生き方や与えることの大切さをおしえよう。


👇の動画は、隠れて撮影したもの。まったくこのような残酷なことができる人々や国に対しては、我々はいったいどうやって立ち向かっていけばよいのだろう、、、


(私は現場で犬を3頭助け出した。3頭。その数字は現場で食用に確保されている犬や屠殺された可哀そうな犬の数字に比べれば本当に微々たるものだが、それでも頑張ったんだ。最後にこの女の子を助けた。苦しさに我慢できずに泣き叫んでいたこの子を。。。「ああ神様、ありがとう」この子はそう言った。



動画はこちら。(閲覧注意)

https://www.facebook.com/animalhopeandwellness/videos/801834876649087/

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✿ワンニャン春ごはんお届け完了と近況のご報告✿~楊シェルター犬猫支援会さん

楊シェルター犬猫支援会さんより。


✿ワンニャン春ごはんお届け完了と近況のご報告✿

http://ameblo.jp/yangshelter-inunekoshien/entry-12266802208.html

韓国・動物大好き大統領候補さんにメッセージを送ろう

反・犬猫肉JPNW/Anti-Dog&Cat meat Japan NetworkさんのFBからです。

https://www.facebook.com/adacmjnw/posts/741326656046256



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<韓国・動物大好き大統領候補さんにメッセージを送ろう>


画像: 次期韓国大統領候補第1位の文在寅(ムン・ジェイン)氏    

コメント送り先 →   https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1082780371828314&id=181808448592182&pnref=story


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韓国次期大統領候補ナンバーワンに挙げられているJaeInMoon文在寅(ムン・ジェイン)さんは本日、ソウル市内の公園で、韓国における動物の増加について演説をされました。犬肉産業の演説ではありませんでしたが 、ムン氏のFBにコメントを残し、「韓国犬肉産業をすぐにでも廃止して欲しいと思っている」云々の我々の切迫した各々の気持ちを伝えましょう。


★こちらの翻訳無料アプリを使われてもよいと思います。
→ 
http://translate.weblio.jp/korean/
★こちらをクリックして、ムン氏宛にコメントをお残しください↓↓↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1082780371828314&id=181808448592182&pnref=story
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ムン氏は、韓国のAR代表らと共に韓国おける犬肉の消費を禁止する活動をされています。
ムン氏の投稿より(翻訳) 


「韓国でのペット数が1000万頭ほどの巨大な規模になれば、韓国の愛玩動物政策はもっと発展されなければいけない。 本日私は<韓国の動物に関する大きな5つの基本約束>についてソウル市内の公園で演説をした。そして公園でくつろいでいた方々やペットを連れて散歩をしていた方々からは、政策に関する様々な意見を聞くことができた。時間をかけ内容をまとめてよい法律にしたいと思っている。犬の散歩の時間がとても楽しい。ペットは生活に光を投げかけてくれる素晴らしい仲間。先進国とは、人間と同様あらゆる動物にも幸せな国であるべき。


ムン氏の<韓国の動物に関する大きな5つの基本約束>


1. 民営の動物用薬品会社をサポートすること
2. 犬の遊び場の拡大(ドッグランなど)
3. 動物などに対して優しい環境造りなどを学べる公共施設の設立
4. 救助された動物の里親マッチングの促進
5. TNR活動を広げる
さらに、動物福祉の包括計画の促進、動物を保護するための法律(アニマルポリス?)の強化 1000万頭を超えた地域で法律を強化しよう。子供たちには動物の尊い命や動物を大切にする優しい心をおしえよう!
Ookakura



~転載以上~



★関連過去記事


韓国の大統領最有力候補 動植物を愛する文在寅氏「命あるものは全て尊い」

動物 - 犬肉祭りを終わらせるために 3500匹を救う中国の動物愛護家

大紀元からです。

http://news.livedoor.com/article/detail/12953317/


動物 - 犬肉祭りを終わらせるために 3500匹を救う中国の動物愛護家

2017年4月18日 18時0分


夏至の慣習として、広西チワン自治区の玉林市では、犬肉とライチを食べる「狗肉節(犬肉祭り)」が開かれる。祭りでは毎年、約1万頭の犬が殺されているという。天津の元教師は、この行事を終わらせるために20年以上、犬を保護し続けている。その数は約3500匹にもおよぶ。

 犬肉祭りは、犬を食肉処理のため焼死させたり、殴り殺したりするため「残忍だ」として世界中で非難を受けていた。国際的な批判を受けて玉林市当局は2016年、「人前で犬を殺すことを禁止する」と発表した。広西の主催者は、夏至に犬肉を食べることは600年続く伝統と主張している。

(STR/GettyImages)

 動物擁護に熱心な元教師の楊暁雲(67)さんは、広西省から2400キロも離れた天津に住む。過去20年間、犬や猫の保護に時間や資金を費やしてきた。楊さんは毎年、大量の犬が屠殺される犬肉祭りを、将来的にはやめさせたいと考えている。


 「犬の肉を食べるというのは地方の習慣だから、すべてを中止させたいとは思っていません」「私が行っているのは啓蒙活動で、人々の心がやがて変わるのを願っています」と英紙ミラーの取材に答えている。


 仏教徒である楊さんは、犬肉祭りで犠牲になることが多い野良犬を救助し、世話をしている。現在、天津市以外の農場で犬の避難所を運営しており、約1500匹の犬と200匹の猫を保護している。


 「仏教はすべての命は平等と説いています。病気などで自然に命が亡くなると、輪廻転生して次の人生を歩みます。しかし、殺されてしまったら、次に生まれ変われなくなります」と、人権民主問題を取り上げるメディア「Hand in hand with Asia」(現在閉鎖)に2015年の取材で語った。

輪廻転生 無視できない生命現象
1000匹以上の犬や猫の世話をする動物愛護家・楊さん(NTD.TV)
1000匹以上の犬や猫の世話をする動物愛護家・楊さん(NTD.TV)

 楊さんは、夫が1995年に亡くなって以来、20年以上にわたり野良犬や捨て猫など動物たちを保護して世話してきた。喪失感に苦しみ、自殺も考えていたという。そのとき、楊さんは迷子になった猫を見つけたことで、命の意味を見出したという。以後、迷子の動物を救い続けて、これまで3500匹あまりの犬を救った。


 動物保護を続けるために、楊さんは、夫の死亡後に受け取る生活手当や保険金を多く費やしてきた。


 2006年には、結婚した息子へのプレゼントとして、自宅ともう一つの不動産を売却。現在は、自らの生活と動物保護施設の維持費は、寄付頼みとなっている。


 ときには楊さんは借金を負わなければならなくなり、家族や友人からも嫌煙されているという。動物の群れの放つ悪臭により隣人から嫌われ、これまでに引っ越しは10回以上。このような状況下でも、楊さんはまだ動物を助けることをやめない。


 そんななか、楊さんは2015年、犬肉祭が行われる広西省で動物の避難所を開設。楊さんの無私の努力には支持が集まっており、これまでに約400万人が犬肉祭りを中止させるオンライン署名にサインしている。毎年、夏至が近づくころにハッシュタグ「#StopYulin」で、動物愛護家たちが毎年、啓発を行っている。



「犬肉」の消費が急増するインドネシアの衝撃 バリ島だけで年間7万頭が食用に

東洋経済オンラインからです。

http://toyokeizai.net/articles/-/167296


「犬肉」の消費が急増するインドネシアの衝撃

バリ島だけで年間7万頭が食用になっている


2017年04月14日


ほかのアジア諸国では、動物愛護や衛生面などの理由から減っているが、インドネシアでは近年、犬肉食が増えている(写真:Kemal Jufri/The New York Times)

経済成長に合わせて需要も増加

ここはインドネシアの首都、ジャカルタの東部にあるレストラン。パルリン・シティオは空になった皿を前に満足そうにいすの背にもたれかかった。「リチャリチャ」という、スパイスを効かせた犬肉のインドネシア料理を食べ終わったところなのだ。


携帯電話販売業を営むシティオは言う。「最低でも週に1度は食べる。ここのはおいしいし、新鮮なんだ。体が温まるし、血行がよくなる」。


犬の肉を食べる習慣のある国はインドネシア以外にもいくつかあるが、どこの国でも犬肉ビジネスの実態はあまり知られておらず、消費に関する信頼に足るデータはほとんどない。だが、レストラン経営者や精肉業者、研究者も動物愛護活動家も、インドネシアほど犬肉食が盛んな国はないという点で意見は一致している。


韓国や中国といったほかのアジア諸国とは対照的だ。これらの国々では生活水準が上がってペットを飼う人が増え、動物愛護への意識が高まるなかで犬肉食離れが進んでいる。


インドネシアはといえば、経済成長がまったく逆の効果をもたらすこともあるという好例だ。もともと犬肉食に抵抗感がなかったうえに、経済発展のおかげで犬肉は多くの人々にとって手の届く食べ物になったと、事情に詳しい人々は言う。


「インドネシアだけでなく東南アジア全域で見られるパターンだ」と、獣医学の専門家であるエリック・ブラムは言う。ブラムはバングラデシュの国連食糧農業機関(FAO)で越境動物病緊急センターのチームリーダーを務めており、インドネシアにも9年間、駐在していた。


「東南アジア諸国の一部では、市場へのアクセスが広がり可処分所得が増えるとともに、(犬肉の)需要も伸びた。犬への需要が伸びれば、生産もどんどん増え、取引も増える」


カナダ出身の動物保護調査の専門家でシンガポール在住のブラッド・アンソニーによれば、インドネシアでは今も、よほど特別な機会でなければ牛肉など買えないという人が多くいる。それでも犬や猫の肉ならば手が届くようになっているというのだ。

「まったく実地的かつ農業的な視点から言うと、肉用に犬や猫を育てるのは、スペースにしろ餌にしろ牛を飼育するよりはるかに少なくて済む。だから低価格なのだ」とアンソニーは言う。「生産者にとっても消費者にとっても、主な動機はそうした経済性にある」

温め効果抜群のタンパク源

手頃に買えるという以外に、犬肉には特別な健康効果があると考える人も多い(冒頭のシティオが言った体を温める効果も、食品は温かいエネルギーを持つものと冷たいエネルギーを持つものに分けられるという伝統的な考えによると思われる)。


インドネシア政府は、年に何頭の犬が食用に供されるために殺されたかや、消費量はどの程度かといったデータを集めていない。これは犬が牛や豚や鶏のような家畜として分類されていないからだ。このため、食肉加工や流通、販売、消費に対する規制もない。


インドネシア国民の大多数を占めるイスラム教徒は犬肉を不浄なものと考える傾向がある。ただし豚と違い、イスラムの伝統では犬肉食がはっきりと禁じられているわけではない。


だが動物愛護運動の関係者に言わせれば、犬肉食はイスラム教徒が多く暮らす地域でも盛んなようだ。伝統的に犬の肉はあまり食べられてこなかったバリ島(ヒンズー教徒が多い)でも、同様の傾向があるという。少数民族の中には、バタク人(冒頭のシティオもそうで、キリスト教徒が多い)のように、何世紀も前から犬肉を食べてきた人々もいる。


バリ動物愛護協会の推計では、バリ島だけで年間7万頭の犬が食用にされているという。

バリ動物愛護協会の創設者ジャニス・ジラーディは言う。「私たちの調査では、犬の肉を買っている人の60%は地元の女性だ。犬肉は体を温める効果が最も高く、かつ最も安価なタンパク源だと考えられている」。ジラーディは米国出身で、バリ島に何十年も暮らしている。「黒い犬を食べるとぜんそくなどの病気に効果があると考えられている」。


ジャカルタ市内にある犬肉食専門店「ベツレヘム・レストラン」で犬肉を調理するシェフ(写真:Kemal Jufri/The New York Times)


ジャカルタ動物救援ネットワークのカリン・フランケンは、全国規模での犬肉食に関するデータを集めようとしている。同ネットワークの調査では、ジャワ島中部の都市ジョグジャカルタでは1日当たり215頭の犬が食べられており、首都ジャカルタではその数は少なくとも「2〜3倍に」なると見られるという。犬を都市部に供給しているのはジャワ島のほかの地域で、野良犬を捕まえたり飼い犬を奪ったりして肉に加工しているという。


「国中で取引されている。ジョグジャカルタでは、犬肉料理にご飯が付いてたった8000ルピア(約67円)だ」とフランケンは言う。


ジュニアトゥル・シリトンガの一族は、ジャカルタで1975年から犬肉ビジネスに携わってきた。1週間に食肉処理する犬の数は約20頭。肉はジャカルタ東部の青空市場で売るほか、韓国料理店にも卸しているという。犬はジャワ島の複数の業者から1頭約15ドルで仕入れ、肉を500グラム当たり約2ドルで売っている。


「(犬肉は)牛肉よりも安い」と彼は言う。「犬肉食は地元民族の伝統だ。たいていはキリスト教徒だが、イスラム教徒も薬効を期待して犬肉スープを食べる」

狂犬病が拡散するリスクも

シリトンガの食肉処理場は、ぼろぼろの2階建ての建物の1室だった。殺される前の犬が入れられている部屋には悪臭が充満している。


ジャカルタでは、肉屋が自ら犬を殴打しているケースも(写真:Kemal Jufri/The New York Times)


犬は1頭ずつ、1階にある豚小屋と背中合わせの部屋に連れてこられる。犬は頭部を木の棒で殴打され、意識を失ったところを今度は首を刃物で切りつけられる。血もバケツに集められ、肉と一緒に食材としてレストランに卸される。


ジラーディによればバリ島での犬の扱いはさらに残酷だ。犬は絞め殺されてすぐに解体される。首を絞めるほうが肉が軟らかくなると考えられているのだ。麻袋に入れて殴り殺す場合もあるという。


「インドネシアにおける犬肉ビジネスの残酷さは、韓国やベトナム、フィリピンで長年、反犬肉食キャンペーンをやってきた私にとってもショックなほどだ」と、バリ島に本拠を置く「動物のための変化財団」の共同創立者であるロラ・ウェバーは言う。


インドネシアにも動物の残酷な扱いを禁じる法律はあるが、対象は家畜だけで犬や猫、野生動物は適用外だ。動物愛護団体も、残酷さを理由に犬肉食に反対するのはあきらめるしかなかった。理由は「誰も気にもかけないから」だとフランケンは言う。


その代わり、規制のない野放しの犬肉流通が狂犬病の拡大の原因になりうる点に焦点を絞ることにしたと彼女は言う。バリ島でもほかの地域でも、狂犬病は古くからの大きな問題だ。

「犬肉のヤミ市場が存続するかぎり、インドネシアの狂犬病問題は解決しないだろう」と、アンソニーも言う。


地方自治体は狂犬病の予防接種を実施してはいるが、業者のトラックが犬を運び込むのを止めることはできないと、ジャカルタ市の家畜・動物の衛生問題部署を率いるスリ・ハルタティは言う。


「グレーゾーンの真ん中で動きが取れない状態だ」とハルタティは言う。「伝統文化と動物を愛する人々の対立の構図があり、介入しようにも(法的な)根拠はない」


シリトンガは狂犬病のリスクをほとんど気にかけていない。犬にかまれたことは何十回もあると彼は言う。


おまけに犬をかわいいと思ってさえいる。彼にはルナと名付けたペットの犬がいる。

「この子は食用じゃないよ」と彼は言った。


(執筆:Joe Cochrane記者、翻訳:村井裕美)

(c) 2017 New York Times News Service



~転載以上~



★署名 インドネシア政府宛て 犬肉・猫肉の取引き禁止を


Indonesia: Stop Dog Meat Abuse

http://www.thepetitionsite.com/561/429/905/indonesia-stop-dog-meat-abuse/?taf_id=25243712&cid=fb_na



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ひとまとめの犬

プロフィール

春

Author:春
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福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

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17才の女王様猫と4才児の母。

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