パピーミル(犬の大量繁殖施設)出身の犬は問題行動が多く不健康

子犬のへやさんからです。

https://www.koinuno-heya.com/news/2018/june/14.html

 

パピーミル(犬の大量繁殖施設)出身の犬は問題行動が多く不健康

 

 パピーミル(犬の大量繁殖施設)出身の犬を調べた所、成長してからの問題行動が多くなり、身体的な不健康の度合いも高くなる傾向が確認されました(2018.6.14/スコットランド)。

詳細

 調査を行ったのはスコットランド動物虐待防止協会(SPCA)のチーム。2017年6月から7月にかけ、もっぱらイギリス国内に暮らす犬の飼い主に対してオンラインアンケートを行い、犬の入手先と成長してからの行動や健康にどのような関係性があるのかを調査しました。合計2,026人(93% 女性 | 93%がイギリス人)から得られた回答を集計したところ、以下のような傾向が浮かび上がってきたといいます。
犬たちの基本属性
  • 非パピーミル1,702頭
  • パピーミル123頭
  • 不明201頭
  • オス犬51%(65%が去勢済み)
  • メス犬49%(68%が避妊済み)
  • 年齢中央値は2~5歳
 
ミニC-BARQ(気質)
 「C-BARQ」とは100項目からなるアンケートを通し、飼い主の主観的な評価から犬の客観的な気質を推し量る調査票のこと。今回の調査では回答率を高めるため42項目に絞った簡易バージョン「ミニC-BARQ」が用いられ、14項目中11項目においてパピーミル出身が悪いスコアを記録した。具体的には以下(%は非パピーミル出身の犬と比較し、パピーミル出身の場合の悪い方に傾く確率)。
 
  • 見知らぬ人への攻撃性(+87%)
  • 飼い主に対する攻撃性(+92%)
  • 他の犬への攻撃性(+61%)
  • 見知らぬ人への恐怖心(+116%)
  • 非社会的な恐怖心(+149%)
  • 他の犬への恐怖心(+63%)
  • 接触感受性(+80%)
  • 分離関連行動(+87%)
  • 興奮しやすさ
  • 愛着・注目を求める
  • 訓練しにくさ
 
健康面
 非パピーミル犬の医療スコアが1.29だったのに対しパピーミル犬は1.57と、パピーミル出身の犬は概して健康状態が悪かった。特に統計的に有意と判断されたのは慢性疾患(1.89>1.45)と感染性疾患(1.26>1.13)。
 
緩和要素
 子犬が幼い頃に経験した望ましくない環境による悪影響は、その後の飼い主の接し方によってある程度は軽減することができる。例えば散歩の回数を増やすと恐怖心や見知らぬ人への攻撃性を軽減できるとか、ご褒美ベースのトレーニングは衝動性の抑制に効果があるなど。ただしこれらの効果はそれほど大きいとは言えず、決して万能薬というわけではない。
 
 こうした結果から調査チームは、パピーミルという繁殖環境が生まれてくる子犬の行動面に対しても健康面に対しても悪影響を及ぼしうるという可能性を示しました。幼少期における不適切な生育環境や8週齢未満の段階でストレスフルな環境に置かれることが、脳内におけるHPA軸(ストレス反応や免疫応答に関連したフィードバックシステム)の発達に影響を及ぼし、子犬の反応性を望ましく方法に歪曲しているものと推測されています。
 
Using the Mini C-BARQ to Investigate the Effects of Puppy Farming on Dog Behaviour
Laura M. Wauthier, Joanne M. Williams Joanne M., Applied Animal Behaviour Science, doi.org/10.1016/j.applanim.2018.05.024

解説

 過去にアメリカで行われた調査では、大量繁殖環境が成長してからの犬の行動に悪影響を及ぼすと報告されています。特に恐怖と攻撃性が顕著に悪化したとも(McMillan et al.,2013)。そしてイギリス国内で行われた今回の調査でも恐怖心や攻撃性を含めた多くの項目が、パピーミル出身犬において悪化する傾向が認められました。時間と空間を越えて似たような結論に至ったという事実は、パピーミル問題の普遍性と深刻さを物語っています。
 
大量繁殖施設内の狭いケージに閉じ込められた繁殖犬 
 
生まれる前後の環境は子犬の気質に大きな影響を及ぼします。特に問題視されているのが、外界との接し方を学ぶ社会化期(4~12週齢/ピークは6~8週齢)における不適切な生育環境です。例えば妊娠中の母犬に対するストレス、問題行動を抱えた母犬による保育、人間や他の動物を始めとする刺激が少ない環境、早すぎる母犬からの離乳などですが、これらはすべてパピーミルと呼ばれる商業繁殖施設で見られるものです。
 
1箇所にすし詰め状態されたパピーミルの子犬たち 
 
若い頃に強いストレスを受けるとHPA軸が悪影響を受ける可能性が示唆されています(Caldji et al., 2001)。HPA軸とはストレス反応や免疫応答に関連したフィードバックシステムのことで、人医学ではこのシステムの不具合によりさまざまな精神疾患につながると指摘されています(Shea et al., 2005)。C-BARQを通して現れた犬の「興奮性」「恐怖心」「攻撃性」などが精神疾患に該当するのかどうかはわかりませんが、生まれてから数週間のうちにおける良くない生育環境により、人間と協同生活をしていく上で望ましくない反応性が強まってしまう事は確かなようです。
 
 首根っこをつかまれ手荒に扱われる繁殖施設の犬たち 
 
日本国内では2017年、400頭近い犬たちをすし詰め状態にしていた福井県内の繁殖業者が問題となりました。劣悪な生育環境のほか手荒な使い方も含めて「動物虐待」以外の何物でもありませんが、県の見解は「必ずしも虐待とは言えないのではないか」という一瞬耳を疑うものでした。また母犬からの早すぎる引き離しを問題とする「8週齢問題」に関し、「どうぶつ愛護議員連盟」の事務局長を務める自民党の議員は「議論のテーブルにも上っていない」と臆面もなく回答しています。その一方で同議員は、ペットオークション業界が開催した意見交換会で祝辞を述べる暇はあるようです。
 
日本国内で行われた調査でも「繁殖業者から生後50~56日で出荷された子犬と生後57~69日で出荷された子犬を比べると成長後の見知らぬ人に対する攻撃性や家族への攻撃性などに有意差が生じる」という可能性が示されています。アメリカ、イギリス、そして日本において全て「パピーミルや早すぎる離乳は子犬に悪影響を及ぼす」という結論に至っているにもかかわらず、まるで洗脳されたかのように現実を見ようとしない政治家たちにはカルト的な寒気を感じます。
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繁殖させすぎた犬猫を有料で引き取り虐待する業者が暗躍中

NEWSポストセブンからです。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180614-00000026-pseven-soci

 

繁殖させすぎた犬猫を有料で引き取り虐待する業者が暗躍中

6/14(木) 16:00配信

 

栃木・矢板の通称『引き取り場』で。悪徳繁殖場は全国各地に潜んでいる(写真提供/公益社団法人日本動物福祉協会)

 

 今年3月、福井で犬猫約400匹を過密飼育した業者が、虐待容疑で刑事告発された事件をご記憶だろうか? こうした飼育方法は、決して一部業者が行っている特殊なケースなどではない。今まさにペットショップの店頭で販売されている犬猫の多くが、まるで“生産工場”のように、軽々しく作り出され、廃棄されているのだ。

 

 今必要なのは、店頭のガラス窓で愛らしく笑うペットの裏で、あまりに多くの命が犠牲になるというシステムの上に、日本のペット業界が成り立っている現実を知ること。そして、このシステムを根本から改善しようと声を上げることではないだろうか。ペットを取り巻く“現実”と“これから”を、今こそ考えてほしい。

 

 日本に1万3000軒超あるペットショップの店頭に並ぶ子犬や子猫は、工場のように大量生産する繁殖場(パピーミル)から、ペットオークションという競りを経て供給される。これが大半の飼い主がペットを手にするまでのルートだ。

 

 しかし、そもそも海外ではペットショップなど店頭での生体販売が一般的ではなく、子犬・子猫が生後56日(8週齢)以前に出荷されることも、欧米ではありえない。本来なら子犬たちに免疫力がつく8週齢まで親元に置くのが理想だ。

 

「今の日本では幼ければ幼いほど好まれ、高く売れる傾向があり、わずか生後49日で出荷されることがほとんど。免疫力のない子犬たちの多くは、途中で命を落としてしまいます。そのため、より多く繁殖させ、出荷する必要が出てきて、大量生産・大量消費に拍車がかかるのです」(『動物環境・福祉協会Eva』のスタッフ)

 

 また、免許不要で繁殖業が誰にでも始められてしまうのも、問題点の1つ。

「日本のパピーミルは庭先の小屋や民家で行われることが多く、まったくの素人が開業できてしまうのも特徴です。“必ず儲かるから”と持ちかけられて犬や猫を引き継ぐものの、実際には投資費用に比べて利益は少ないことの方が多い。そのため、負のスパイラルにはまっていく業者も多いのです」(『犬猫みなしご救援隊』のスタッフ)

 

◆処分したい犬猫を有料で引き取るビジネスが暗躍

 一方、売れ残って不良在庫となった犬はどうなるのか。実は「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下、動物愛護法)の平成25年(2013年)の改正前まで、業者は売れ残った犬猫を自治体に持ち込み、そのほとんどが殺処分されていた。

 

 しかし、法改正後は、行政が犬猫の引き取りを拒否できるように。そうして行き場のなくなった、売れ残った犬猫の受け入れ先として存在感を増してきたのが、通称“引き取り屋”と呼ばれる過剰在庫処理業者だ。

 

「引き取りそれ自体は、違法ではありません。しかし、適切な世話をせずに衰弱させるなど虐待が疑われるケースは非常に多いのが実状です」(『日本動物福祉協会』のスタッフ)

 近年、2014年に発生した鬼怒川河川敷大量遺棄事件(栃木)など、引き取り屋が起こす問題が頻発している。

 

※女性セブン2018年6月28日号

 

スクープ! ペットの販売規制で業界団体がデータ“改ざん”か

朝日新聞 AERAdot.より。リンクからどうぞ。

 

スクープ! ペットの販売規制で業界団体がデータ“改ざん”か

https://dot.asahi.com/wa/2018052900042.html?page=1

 

 

【署名】福井県における、犬猫繁殖業者・指導監督の厳格化を求める嘆願書

署名サイトからです。

 

福井県における、犬猫繁殖業者・指導監督の厳格化を求める嘆願書

https://goo.gl/hgYdLa

 

 

 

発信者:動物愛護福井県連盟 宛先:藤永 隆一

 

日本国内において、認知度が低い県として常に上位の福井県が、『国道8号線で大雪のため1500 台の車が立ち往生』
で連日テレビで報道され、『福井県の国道8号線』が日本中で有名になり、ようやく雪が溶けた3月、突然『福井県の三国町で・・・』。見ると、狭いコンクリートの囲いの中に数十匹の犬が飛び跳ね鳴いていて、『福井県の三国町で・・・』
が連日報道。私同様多くのの福井県民は耳を疑った事と思います。  ・・・福井県内で?・・・動物虐待?・・・
  
あまりの事に、動物愛護の活動を永年されている方々と一緒に実態を調べた結果、ペット販売の仕組みは、

  ブリーダーが繁殖させる。(別名・子犬工場)⇒ ペット市場 ⇒ ペットショップ ⇒ 市民家庭

5万円出せば誰でもブリーダーになれる。・・・・・動物を物扱いする利益追求型の悪質ブリーダーが生じる。
【動物愛護法】には数値規定が無いため、《虐待認定》が困難で、業者の言い分
   「これらの犬・猫は個人財産だ、営業妨害だ」が怖くて何も言えない県職員。言えない理由が他にある? 
が最大の問題(動物を物扱いしている)。ーーーーー 誰が見ても、虐待なのに。

三国の事件は、内部告発により、昨年12 月6 日に県民有志が現地視察し、映像を撮り、今年2 月23 日、3月1 日の2 回、日本動物福祉協会(本部イギリス)から福井県西川知事宛てに【犬の虐待対処要望書】が届いており、すでに、世界的に知られていて、県庁への抗議も多かったようです。

❖ 今年は、5年に一度の【動物愛護法】改定年です。

・1頭の犬や猫の飼育に必要な面積は?・施設の適正温度は?・作業人数は?・繁殖は年何回?・繁殖は何歳まで?
・子犬、猫を親から引き離す週数は?・食事、水の与え方、回数は? 他

数値の設定を期待しますが、どれだけ素晴らしい法律を作っても、厳守しなければ意味がありません。
❖現行の【動物愛護法】でも、厳正に施行されていれば、今回の三国の事件はありませんでした。
   ブリーダーには、5年毎の更新(三国の業者は昨年3月が更新月)と年に1度の【動物取扱業立入検査】が義務付けられており、これらが厳正に実施されていたら、今回の事件は無かったはずです。

❖ 5 月21 日のフジテレビ系列で、再度三国の事件が全国報道されました。日本一住み良い町・子供達の学業レベルが日本一、等、福井県は全国的にも” 日本一” 打ち出しています。今回の三国の事件は、日本のみならず世界に[福井・三国 ★ 動物虐待]の印象を強く植えつけてしまいました。県民としてこんな残念な事はありません。誰が見ても、心穏やかに優しい気持ちで暮らせる福井県を目指し、業者への厳正な県の指導監督と、情報公開を要望します。

※写真は公益社団法人 日本動物福祉協会様の提供となります。


【動画】フジテレビ「バイキング」 犬猫ペット生産工場の劣悪な衝撃映像入手

昨日放送された、フジテレビ「バイキング」 ”犬猫ペット生産工場の劣悪な衝撃映像入手”の動画です。

 

大きな問題となり、先日書類送検された福井のパピーミルが取り上げられました。

ゲストは、いつもペット産業の問題を書いてくださっている朝日新聞の太田記者です。

 

https://youtu.be/QUZIjlonZUk

 

 

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プロフィール

春ママ

Author:春ママ
ご訪問いただきありがとうございます!

福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

人間の都合で虐げられている動物たちのことを1人でも多くの人に知ってほしい、声を上げてほしい、そして動物達へのやさしさの輪が広がればと思います。

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5才児の母。昨年5月、17才になる最愛のにゃんこをお空へ見送りました。春ちゃん、ずっと一緒だよ。。

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