災害時避難所のペット飼育 ガイドラインを作成(静岡県)

いつ起こるかわからない災害。全国の自治体でこうした対策が進みますように。。



静岡新聞からです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00000021-at_s-l22


災害時避難所のペット飼育 ガイドラインを作成

3/15(水) 9:20配信



 川勝平太知事は14日の定例記者会見で、災害時のペット同行避難に関して、避難所での飼育管理ガイドラインを作成したと発表した。避難所運営者と飼育者それぞれの役割を明記している。知事は「今やペットは伴侶動物。各避難所に適した管理態勢の構築を期待したい」と述べた。

 冊子はA4判、27ページ。静岡県が東日本大震災を受けて2015年に策定した「災害時における愛玩動物対策行動指針」を基にした。避難所運営者にはペットを飼育するスペースの確保、管理ルールの設定、飼育者名簿の作成などを求める。飼育者に対しては、避難者同士で「飼い主の会」を発足させ、運営者のルールに従って自主管理をするように指導する。管理ルールの例や飼育者名簿の様式も掲載している。

 17年4月から市町や自主防災組織に配布する。県のホームページからダウンロードもできる。

 県衛生課によると、16年12月現在、県内35市町のうち、全ての避難所でペットを受け入れると決定しているのは11市町。一部受け入れは8市町で、全てで未定なのは16市町。避難所ベースでは、全1337カ所のうち1023カ所で受け入れ方針が決まっていない。

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【震災6年】被災ペット救護へ実践訓練 「群馬VMAT」 災害派遣チームと、全国初

読売新聞からです。

http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20170312-OYTNT50184.html


【震災6年】被災ペット救護へ実践訓練

2017年03月13日


◆「群馬VMAT」 災害派遣チームと、全国初


東日本大震災を機に重要性が認識された、災害時のペット救護。それを組織として効率的に行おうとする取り組みが、県内でいち早く進んでいる。県内の獣医師らで作る災害時の動物医療支援チーム「群馬VMAT」は昨年11月、災害派遣医療チーム「DMAT」と、全国初となる合同訓練を実施、今後、より実践的な訓練も積む予定だ。(田島萌)


 「工場跡に急きょ作ったシェルターに、犬や猫が入った150個以上のケージが所狭しと並んでいた。動物たちにはストレスだが、人の避難所すら混乱する中、精いっぱいだった」


 群馬VMATを主導する小此木正樹獣医師(57)(伊勢崎市)は、東日本大震災で福島県内に設置された動物保護施設(シェルター)の様子をこう振り返る。


 群馬VMATの獣医師23人のうち7人は震災後、福島県と同県獣医師会らが作ったシェルターの支援に入った。小此木さんも2011年6月以降、50回以上出向いて運営を支えた。シェルターには東京電力福島第一原発事故の警戒区域に取り残されたり、被災者が避難先で飼えなくなったりしたペットなどが一時収容されており、獣医師らが交代で健康管理に当たったが、それでも態勢は十分でなかった。


 震災でペットを亡くしたり、離ればなれになったりした飼い主の精神的ストレスも大きかった。ペットのために車中泊する被災者もおり、被災者の心と体の健康につながるペット救護の重要性が、認識される契機となった。


 群馬VMATは16年3月、福島県で支援にあたった獣医師らを中心に、全国で2番目に結成された。昨年11月には、伊勢崎市民病院の災害医療活動訓練に初参加。VMATとDMATが合同訓練を行うのは全国初だった。


 訓練では、一般のけが人役に交じって、犬や猫、ウサギなどのペットや盲導犬を連れたけが人役が参加した。窓口で適切に誘導を行い、同病院のDMATが人を治療し、群馬VMATが動物の手当てや一時預かりを行う流れを確認。同病院の片山和久・外科診療部長(52)は「日頃の訓練でペットや盲導犬の存在を想定したことがなかった。ペットを心のよりどころにする患者は多く、必要性を感じる」と話した。


 今年1月には渋川広域消防本部の訓練にも参加し、災害救助犬の体調チェックを行った。群馬VMATの取り組みは、組織作りから実践的な訓練の段階に移行しつつある。小此木さんは「県内の災害以外にも、首都直下地震が起きれば多くの避難者がペットと共に群馬に押し寄せる。対策は急務で、今後も自治体などの協力を得て実践的な訓練を積み重ねていきたい」と力を込めた。


〈VMAT(ブイマット)〉 獣医師らで作る災害時の動物医療支援チームで、医師らで作る「DMAT」のペット版。震災直後は主にペットの治療を行い、その後はシェルター(動物保護施設)の運営支援、ペットの健康管理や感染症予防などに取り組む。2013年6月に福岡県、16年3月に群馬県、今年1月に大阪府で結成された。

ペットの同行避難、正しく理解できている飼い主は6割に留まる

PRTIMESからです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000012656.html


ペットの同行避難、正しく理解できている飼い主は6割に留まる

ペットのための防災対策に関する調査


2017年2月8日 11時08分



アイペット損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山村鉄平)は、犬・猫(以下「ペット」)飼育者の2,214名を対象に、ペットのための防災対策に関する調査を実施しました。


東日本大震災から6年、熊本大地震から1年が経とうとしていますが、防災への意識や関心を高める活動は各地で開催されています。ペット飼育者にとっては、大切なペットの命を守るためにご自身の万が一の備えに加え、ペットのための防災対策を考える必要があると言えるでしょう。

過去の震災の際にはペットの「同行避難」と「同伴避難」の違いが分からず、受け入れを許可している一部の自治体やボランティアの避難所では混乱が起きた例もありました。「同行避難」とは、災害時に飼い主がペットを連れて一緒に避難することを指し、避難所でペットと一緒に過ごせるかどうかは各自治体や避難所の判断に委ねられています。一方「同伴避難」とは、ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことを意味しています。環境省が作成している「災害時におけるペットの救護ガイドライン」※1では「ペットの同行避難」が推奨されています。

今後も大規模震災が懸念される中で、ペット飼育者の防災への意識、加えてどのような備えをしているか調査を行いました。

【まとめ】

ペットのために何かしらの防災対策を講じている飼い主は56.9%いました。犬飼育者と猫飼育者で比較したところ、犬飼育者の方がより災害への備えをしていることが分かりました。また、ペットのために備えている防災グッズとして、95.6%がフードやおやつなどの飲食料と回答し、今後備えておきたいものに関しては犬飼育者と猫飼育者に差が見られるものもありました。

また、ペットとの「同行避難」について、その意味を正しく理解できている飼い主は6割に留まりました。さらに、環境省が作成している「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」※1において「同行避難」を推奨していることを知っている飼い主は3割未満という結果でした。

最寄りの避難所を知っているが、ペットと一緒に過ごすことができるかどうか把握できていない飼い主は65%以上おり、ペットの防災対策にはまだまだ課題が残ることが浮き彫りとなる調査結果となりました。

※1「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」とは
環境省が、東日本大震災等の経験を踏まえて、各自治体が災害に対するペットの救護対策を検討する際の参考にするために作成したガイドライン。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf


1.ペットのための防災対策、「している」飼い主は56.9%
回答者の半数以上にあたる56.9%の方が「している」と回答しました。


2.ペットのための防災対策として犬飼育者は「基本的なしつけができている」が第1位
犬飼育者は基本的なしつけをしているという回答が第1位でした。犬の場合は、日頃から「待て」や「おすわり」といったしつけをしている飼い主が多く、猫飼育者と差が見られました。一方、猫飼育者は「特に対策をしていない」という回答が6割弱おり、している対策としては、「クレートやケージに入れることに慣れさせている」「ペット用の防災グッズを揃えている」が同率1位という結果でした。


3.ペットのための防災グッズとして、「フードや飲料水の備蓄」が95.6%
前問で、「ペット用の防災グッズをそろえている」と回答した方500名にどのようなものを備えているか伺ったところ、犬猫飼育者ともに「フード(おやつを含む)、飲料水」が9割を超えました。「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」※1によると、フードなどの飲食料は少なくとも5日分、できれば7日分用意することが望まれています。ただ、ペット用の救援物資が届くまでには時間を要する場合がありますので、余裕を持って準備しておくと安心です。この質問に対する回答に犬猫飼育者による違いは見られませんでした。

4.今後揃えたいグッズとして、犬飼育者と猫飼育者に差が見られた項目は「キャリーバッグ」と「靴」
今後ペットのために揃えたいものとして、犬猫飼育者ともに「飲料水やフード」との回答が第1位となりました。犬飼育者と猫飼育者に差が見られた項目として、「キャリーバッグ」と「靴」が挙げられました。猫飼育者にとっては、キャリーバッグがまだまだ身近な存在でないということがわかります。

5.「同行避難」を正しく理解できている飼い主は6割、さらに「同行避難」が推奨されていることを知っている飼い主は3割未満に留まる。
以下の文章を提示し、それが「同行避難」・「同伴避難」どちらに当たるかを質問したところ、正解である「同行避難」を選択した方は61.6%でした。

また、「同行避難」を環境省が推奨していることを知っているかどうか伺ったところ、73.6%が「知らない」と回答しました。まだまだ、「同行避難」という言葉や環境省が推奨していることが、飼い主に知れ渡っていないことが明るみになりました。



6.最寄りの避難所で、ペットと一緒に過ごせるかどうか知らない飼い主は約65%
最後に、最寄りの避難所を知っていると回答した1,763名を対象に、避難所にペットを連れて避難できるかどうか伺いました。その結果、「知っている(連れていけるが、建物の中に一緒に入ることができるかはわからない)と「知らない」と回答した方を合わせて約65%の方がペットと避難場所で一緒に過ごせるかどうか分からないという結果でした。

「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」※1では、飼い主はペットと一緒に避難することが推奨されています。しかし避難所での過ごし方については各自治体や避難所の判断に委ねられていることが現状です。万一の時にペット飼育者は大切な家族をしっかり守れるよう、行政の発信する情報に目を通した上で、備蓄やしつけ等、個々人で出来ることを徹底するなど日頃から災害に備えておくことが大切だと言えるでしょう。


アイペット損保では、ペット保険の提供とともに、ペットの健康促進やQOLの向上、ペット産業の発展に寄与するため、オウンドメディアやイベント等を通じて積極的な情報発信に取り組んでまいります。

 

【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者2,214名(犬飼育者:1,212名 猫飼育者:743名 犬猫飼育者:259名)
調査期間:2017月1月24日-26日
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施

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【アイペット損害保険株式会社について】
会社名:アイペット損害保険株式会社
代表取締役:山村 鉄平
本社所在地:〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル
事業内容:損害保険業 URL:
http://www.ipet-ins.com/

大阪VMAT(災害派遣獣医療チーム)結成

全国に広がってほしいですね!

公益社団法人 大阪府獣医師会 動物救護等対策委員会さんのFBより。






以下は、VMATについて、イヌマガジンより転載。

https://inumagazine.com/feature/pray-for-kumamoto/vmat


熊本地震にも出動したVMAT(災害派遣獣医療チーム)とは?広がりを見せる災害時のペット救護対策




熊本地震が発生して間もなく、あるチームが福岡から被災地へと出動しました。

チームの名は「災害派遣獣医療チーム(VMAT)」。獣医師や動物看護士など1チーム4~5名で構成され、大規模災害などの急性期(おおむね48時間以内)に動物救護のために活動するための専門的訓練を受けた機動性の高い獣医療チームです。


動物を対象とする日本初の災害医療チームとして2013年に福岡県獣医師会が組成した福岡VMATには、現在、獣医師31名、動物看護師22名の計53名が登録しています。

人命救出の教訓を得た阪神・淡路大震災、動物救護の課題が顕在化した東日本大震災

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出典:http://www.telegraph.co.uk/

人命に関する災害時の緊急医療チームについては、阪神・淡路大震災での教訓を活かして、2005年にDMAT(Disaster Medical Assistance Team:緊急災害医療チーム)が設立、国の防災基本計画の中に正式に取り込まれました。


DMATは平時から災害時の医療支援に関する訓練を受け、災害発生時には48時間以内に出動、被災地での医療活動を速やかに行うためのチームです。

一方で、ペットなどの動物については混乱する被災地ではどうしても対応が後回しになってしまいがちです。


この課題が議論の対象となったのが東日本大震災でした。


多くのペット達が行方不明になった他、十分な医療を受けられない、また強いストレスを受けるなどして命を落としてしまったペットもいました。


人命と同様に動物の命も救うため、福岡獣医師会のまとめた「緊急災害時における動物救護のガイドライン(PDF)」に基づき、VMATは言わばDMATの動物版として福岡獣医師会の船津敏弘獣医師の主導によって立ち上げられました。

熊本地震へも出動したVMATの役割はどんなもの?

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支援物資を車に積み込むVMAT隊員(出典:https://www.facebook.com/


自然災害等により動物に重大な影響が広範囲に発生した場合、その対応のために動物救護対策本部が設置されます。


VMATはこの対策本部の実行部隊としての役割を担うことになります。


活動内容は広範で、被災地の情報収集、放浪動物の保護、シェルターの開設・運用、避難所を巡回して被災者からの相談窓口、動物病院への搬送指示などが想定されています。

熊本地震でも、熊本県獣医師協会からの要請があり、要請の2日後には現地に入り活動を開始しました。


実際には想定されていた活動のみならず、ペット用品の配布や被災した飼い主さんの精神ケアにも取り組んでいるようです。


無論、こうした活動に平常時からの準備が必要となる他、自治体や地元動物病院、非営利団体等、各機関との連携が欠かせません。


災害が実際に発生した場合にスムーズに活動を実施できるような基盤を築くことも重要な任務となります。

群馬県でもVMAT設立へ。広がる被災時の動物救護対策

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群馬VMAT発足式(出典:http://www.jomo-news.co.jp/


こうした災害時のペットの救護対策の必要性については急速に理解が広まっています。

2013年に環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を策定し、備蓄品のリストや避難方法、シェルターのあり方、自治体や獣医師会の役割等について提示を行っています。


一方で、地方自治体でも各県獣医師会との間で災害時の動物救護や避難に関して協定を結ぶといった例や、近隣の行政同士での協力支援体制を敷くといった例も出てきています。


さらに福岡県で始まったVMAT設立の動きは他県にも広がりを見せ始めており、今年の3月には群馬県でも群馬VMATが国内2例目のVMATとして発足しました。


熊本地震を契機に改めて問われた災害時の動物救護対策、今後のさらなる充実により、人命と共に大切な家族であるペット達の被害の減少につながることが期待されます。

参考:



被災ペット対策で指針改定へ=熊本地震の教訓生かし―環境省

時事通信からです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000049-jij-pol


被災ペット対策で指針改定へ=熊本地震の教訓生かし―環境省

12/17(土) 14:31配信


環境省は17日、熊本地震の教訓を生かし、2017年度に災害時のペット救護対策のガイドライン(指針)を改定する方針を決めた。

災害時は飼い主とペットが一緒に避難する「同行避難」が原則だが、熊本地震では、避難所の受け入れ態勢の不備など課題が浮かび上がった。このため、熊本市など被災自治体や獣医師会にアンケートを行い、今年度中に課題を洗い出し、改定に反映させる。

11年の東日本大震災では、地震後にペットを迎えに自宅に戻った飼い主が津波に巻き込まれるケースがあった。これを受け同省は13年、同行避難のための最低5日分のペットフード常備など飼い主の日ごろの備えや心構えの他、避難所や仮設住宅を設ける自治体に求められる受け入れ態勢などを示したガイドラインを作った。

今年の熊本地震では、多くの被災者がペット連れで避難。ただ、避難所でペットが建物の中に入れず、離れ離れになることへの抵抗感から、車中泊を選んだ被災者もいた。一方で、敷地内にペット専用のケージスペースを設けたり、ペット連れの被災者を1カ所に集めたりすることで、鳴き声などによるトラブルを防いだ避難所もあった。



~転載以上~



★関連記事 徳田竜之介獣医師より


環境省が作る「災害時のペットの救護対策ガイドライン」作成のお手伝い(^ ^)


プロフィール

春

Author:春
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福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

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17才の女王様猫と4才児の母。

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