災害時の派遣動物医療、高まる気運 岩手大で20日シンポ

東日本大震災の被災地、岩手県でも、VMAT発足を目指す機運が高まっています。



岩手日報からです。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20180119_6


災害時の派遣動物医療、高まる気運 岩手大で20日シンポ

 










本県で東北初の動物医療支援チーム(VMAT)発足を目指す機運が高まっている。東日本大震災では多くの家畜やペットが餓死したり病気になったりしたほか、避難所でペットにまつわるトラブルもあった。岩手大三陸復興・地域創生推進機構などは20日、獣医師らが参加するシンポジウムを開催。VMATの設立で救護方法を統一し、動物の同行避難や一時預かり、被災地での診療をスムーズにすることを目指す。


 県によると、震災では県と県獣医師会、動物愛護団体などが県災害時動物救護本部を設けて動物の保護や治療、物資供給に取り組み、犬202匹、猫130匹(2011年8月21日時点)を保護した。一方、学校で飼っていた動物が餓死したり、原発事故があった福島県では保護されなかったペットが放浪したりした。


 また、環境省は震災で本県の避難所に同行されたペットを犬800匹、猫90匹と推定。診療車で避難所などを回った岩手大被災動物支援班によると、薬を与えられず慢性疾患が悪化したり、ストレスで下痢になったりした犬猫も多く、苦情を恐れてペットと一緒に車中泊する人もいた。


 シンポジウムは午後1時から盛岡市上田の岩手大北桐ホールで。群馬VMATの隊員や羽山教授が講演し、パネル討論に佐藤れえ子同大農学部付属動物病院長、佐々木一弥県獣医師会長らが登壇する。入場無料。



【写真=東日本大震災の被災地を移動診療車で回り、ペットをケアした岩手大動物病院のスタッフ。教訓を生かし、岩手VMATの発足を目指す=2011年4月、陸前高田市】


(2018/01/19)


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飼い主に「自助」求める 大規模災害時のペット救護

産経ニュースからです。

http://www.sankei.com/life/news/180118/lif1801180057-n1.html


飼い主に「自助」求める 大規模災害時のペット救護

2018.1.18 23:48


環境省は18日、大規模災害発生時のペット救護の在り方を示した自治体向けガイドラインの改訂案を明らかにした。熊本地震で生じた避難所でのトラブルや、獣医師会の被災といった課題を踏まえ、救護は飼い主による自助を基本とし、自治体側にも事前の体制整備を求めた。

 改訂案は、同日開かれた専門家会合で示された。案は、自治体が日ごろから飼い主にペット用品の備蓄やワクチン接種を啓発する重要性を指摘。ペットは飼い主とともに避難することが基本とした一方で「避難所での同居を意味してはいない」とも明記。状況に応じて在宅避難を勧めたり、預け先の選択肢を示したりすることも含め、地域に応じた方法を事前に整備する必要があるとした。


 ガイドラインは東日本大震災を受け、環境省が2013年に作成。改訂版は専門家の意見を踏まえ、2月完成を目指す。

大災害時の動物救護チーム VMAT結成へ準備 愛媛県愛護推進懇

愛媛新聞からです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-18003501-ehime-l38


大災害時の動物救護チーム VMAT結成へ準備 県愛護推進懇

1/18(木) 9:30配信


 愛媛県動物愛護推進懇談会(会長・寺町光博県獣医師会長)が17日、松山市三番町8丁目の県立衛生環境研究所であった。寺町会長は大規模災害時に動物を救護する災害派遣獣医療チーム「VMAT」について、県獣医師会で結成の準備を進めていると説明した。



~転載以上~



いつどこで起きるかわからない災害…こうした組織が各地に必要ですね。

VMATは現在、福岡、群馬、大阪で結成されています。


誰が守る?災害時の動物たちの命 ペットは誰が守るか、家畜動物の避難対応や行政の受け入れ体制は

こうした議論が各地で行われるべきだと思います。

ペットだけでなく、産業動物や実験動物などについても…



リスク対策.comからです。

http://www.risktaisaku.com/articles/-/4388


誰が守る?動物たちの命

信州大が防災市民シンポジウム


2017/12/18


防災市民シンポ会場の様子

信州大学地域防災減災センター(菊池聡センター長)は11月23日、長野県長野市の信州科学技術総合振興センター(SASTec)で『防災市民シンポジウム』を開いた。5回目となる今回のテーマは『その時問われる動物との絆―見えない課題が見えてくる―」。災害が発生した際、ペットは誰が守らなければならないのか、家畜動物の避難対応や行政の受け入れ体制のあり方など、有識者を招いた講演やディスカッションを行った。

家族同然の飼育動物。その命、誰が守る?

この日は、ペットを飼う一般市民や家畜農家をはじめ、動物愛護について学ぶ専門校生らが多数参加した。シンポジウムのテーマを企画立案した、同センターの横山俊一研究員は「身近なところから防災について考えるきっかけになれば」と、動物をテーマにした趣旨を説明。自身が飼うオカメインコを例に挙げながら、家族同然の飼育動物と一緒に避難行動を取る場合「どのような課題に出くわすのか」「行政の管理体制でどこまで対応できるのか」「避難する側と受け入れる側のそれぞれが備えるべき対策は何か」―など、さまざまな観点で防災対策を学ぶ機会にしてほしいと参加者に訴えた。


参加者の中には動物愛護について学ぶ専門校生らの姿も

飼い主が愛情持って対策を

行政学や地方自治論を研究する成城大学法学部の打越綾子教授は、「災害時のペットの同行避難をリアルに考える」をテーマに講演。打越教授は、飼育動物が多種多様で画一的な対応ができない点や言語が通じない点、病気などの場合に獣医療が必要な点を挙げ、公助には限界がある現状を説明した。また、『同行避難』と『同居避難』の違いを解説し、「突き放されたように感じるかもしれないが、ペットは飼い主から見れば人間同様の家族であっても、他人から見ればただの動物。飼い主が愛情を持って防災対策を取らなければならない」と訴えた。


「飼い主が愛情を持って防災対策を取らなければならない」と訴える打越教授

被災した産業動物の『命』『自由』とは?

信州大学農学部の竹田謙一准教授は「産業動物とアニマルウェルフェア」をテーマに講演した。『アニマルウェルフェア』とは、OIE(世界動物保健機構、旧国際獣疫事務所)が動物衛生の向上を目的に世界各国に勧告している「動物が生活環境に適応しているか」を定義するもので、◇飢え、渇きからの自由、◇不快環境からの自由、◇痛み、傷、病気からの自由、◇正常な行動を表現する自由、◇恐怖や苦悩からの自由、――の5つの自由を基本原則としている。竹田准教授は、2011年3月の東日本大震災で被災した福島県浪江町の牧場被害や殺処分の実情を調査した結果を報告。警戒区域内に取り残された牛たちが、広い放牧地でさまよう様子や飢えて痩せ細った様子を目の当たりにし「アニマルウェルフェアの視点に立つと、安楽死も止むを得ないのではないか」と、動物愛護の観点からも慎重な議論が必要となることを示唆した。竹田准教授は「産業動物は、中途半端に保護すればかえって余計な維持コストを家畜農家に強いることになる。家畜の安楽死を含めどう取り扱うかを事前に検討する必要がある」と家畜農家に対する行政側のガイドライン策定を重要視した。


アニマルウェルフェアの視点で動物保護を考える竹田准教授

動物から人へ。伝染病への備えを考える

京都産業大学の大槻公一鳥インフルエンザ研究センター長は、「災害時の飼育動物と感染症」をテーマに講演。身近に潜む原虫性疾病や、狂犬病や鳥インフルエンザなど動物から人に感染する『人獣共通感染症』の脅威について解説した。「災害が発生すると、飼育動物は避難所での不安や恐怖心などさまざまな要因でストレスを抱えるケースが多く、トキソプラズマ症などの『原虫性疾病』にかかる可能性を持つ」と大槻センター長。医療の発達により治療薬が開発されたものもあるが、完全予防が困難なものもあることから、飼い主によるストレスケアが重要となる。


狂犬病は、主に噛み傷からウイルスが侵入して伝播する脳神経系の病気で、感受性が高い人を含む哺乳類は発病すればほとんどが死に至るという。日本、オーストラリア、イギリスを除くほとんどの国で発生している病気だが、「現在、日本では発生していないが、ウイルスがないのかは不明」だという。大槻センター長は、主に山間部で飼育されている猟犬に注目。「狩猟に出られなくなった猟犬が捨て犬となり野犬化してしまうことで、狂犬病の発病につながるおそれがあるかもしれない」と示唆する。渡り鳥などの飛来によって発生する鳥インフルエンザも、京都・鴨川のように観光客が多く集まる場所での感染に注意を促す。「入ってきたものを対処するしか、今のところ対策はない」と、大槻センター長は呼びかける。


動物から人に感染するさまざまな伝染病の脅威を解説する大槻センター長


ディスカッションは、3人の講師に加え、長野県食品・生活衛生課の小平満氏、同伊那市農政課の早川佳代氏、信州大学の濱田州博学長、横山俊一研究員らが登壇。愛護動物の救護活動などを議論した。


パネルディスカッションでは信州大学の濱田州博学長らも加わり、活発な議論が繰り広げられた


小平氏は、犬や猫のような飼育動物に比べて避難対策が難しい産業動物について「畜産農家のみなさんはどのように考えているだろうか」と投げかけ。竹田准教授は「生産者は日常的に災害時のことを考える余裕がないのでは」と考察。早川氏は「うちは大丈夫だろう、と話す農家が多いのが実情だ」と話し「いつ災害に遭ってもいいように、エサの自給を促している」と家畜農家とのやり取りを伝えながら「災害を想像することができるかが大事。気長に伝えていきたい」と話した。


大槻センター長は、感染症に関する研究を進める中で「外来性疾患を扱う病院とも連携して検討会を行っている」と説明。打越教授は「動物実験施設を持つところは、まさに危機管理体制が問われる」と問題提起した。濱田学長は「大学の各学部が研究などで動物を扱っているが、今後は災害の観点でも考えていかなければならない」と危機感を示した。


横山研究員は「自分事に考える」「地域性を考慮する」「想像する」点をポイントに挙げ「一番の対策は、自分が住む地域を知り、災害を想定すること」と強調した。

(了)


ペット避難、飼い主の責任=災害時の指針改訂へ―環境省

時事通信からです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000044-jij-pol


ペット避難、飼い主の責任=災害時の指針改訂へ―環境省


10/17(火) 14:33配信


環境省は災害時のペットの避難に関するガイドライン(指針)を近く改訂し、ペットの安全や健康を守る責務は飼い主にあると「自助」を求める方向で検討している。

 自治体については避難所での受け入れ環境の整備など飼い主を支援するのが役割と盛り込む方針だ。

 指針は自治体向け。2011年の東日本大震災でペットが飼い主とはぐれるケースが相次いだことを受け、一緒に避難することを前提に15年に作成した。16年の熊本地震では同行避難が数多く行われた一方、避難所での取り扱いをめぐってトラブルが生じた例もあり、飼い主や自治体の役割をはっきりさせることにした。

 検討中の改訂案のたたき台では、防災対策は「自助」が基本になっており、ペットについても同様だと指摘。行政による支援は人の救護が基本で、周囲に迷惑を掛けずにペットを飼う責務は飼い主にあるとして、日ごろから餌や水などを備蓄しておく必要性を訴えている。 



~転載以上~



日ごろからの備え、飼い主の責任、それはもちろん大事ですが…

行政にも、人のスペースと分けるなど、ペットを連れて安心して避難できる場所の確保に頑張っていただきたいです。。




プロフィール

春ママ

Author:春ママ
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福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

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5才児の母。昨年5月、17才になる最愛のにゃんこをお空へ見送りました。春ちゃん、ずっと一緒だよ。。

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