もう実験動物を苦しめなくてもすむ? 京都大学が数センチの「人体モデル」開発

J-CASTニュースからです。

http://news.livedoor.com/article/detail/13416732/


もう実験動物を苦しめなくてもすむ? 京都大学が数センチの「人体モデル」開発

2017年8月1日 19時2分


「ボディ・オン・チップ」の仕組み(京都大学の発表資料より)

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京都大学は2017年7月31日、抗がん剤の副作用をわずか数センチの大きさの「人体モデル」を模したチップに再現して調べる技術に世界で初めて成功したと発表した。


この技術を使うと、現在、「動物の虐待」などと問題点が指摘されている動物実験を行なうことなく研究を進めることができるばかりか、実験の正確さも上がるという。研究成果は、英科学誌「RSC Advances」(電子版)の2017年7月25日号に発表された。


京都大学の発表資料によると、この人体モデルは「ボディ・オン・チップ」。マイクロメートル(ミリメートルの1000分の1)の非常に小さい物を高精度に加工する微細加工技術を駆使して、数センチ四方のチップの上に心臓や腎臓、肺などの組織の構造を模した人体モデルを埋め込んだ。そして、血流を模した微細な電流システムが各臓器を結んでいる。チップ1つが人体モデルなのだ。


現在、抗がん剤などの薬効・毒性を調べる前臨床試験(人間への試験の前に行なうテスト)では、サルやマウスなどの実験動物が使われている。しかし、動物虐待という批判があるばかりか、カラダの構造が人間と違うため、動物では成功しても人間への臨床試験では失敗する例が多いなどの問題点があった。


ボディ・オン・チップを使うと、動物実験をしなくてすむばかりか、従来の細胞培養・実験法では困難だった抗がん剤の副作用を、人間のカラダ全体で再現することが可能になり、精度があがるという。研究チームは発表資料の中で、こうコメントしている。


「現在、抗がん剤など新しい医薬品開発には多くの困難が伴い、巨額の費用と長い時間が必要です。その原因で特に問題なのが実験動物を使う前臨床試験です。人間と異なる反応を示すことが多く、人間の臨床試験の薬効や毒性の予測を難しくしています。また、動物愛護の観点からも問題となっています。そこで、薬剤に対してより人間に近い反応を再現でき、しかも動物実験を行わなくてよくなるような新しい試験法の開発に成功しました」

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ボディショップ、800万人の署名で動物実験廃止へ

オルタナからです。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170606-00010000-alterna-soci


ボディショップ、800万人の署名で動物実験廃止へ

6/6(火) 14:23配信


ボディショップ、800万人の署名で動物実験廃止へ

5月26日には、東京で同キャンペーンのキックオフイベントが開かれた=ヒルトン東京で



英国で生まれた化粧品メーカーのザ・ボディショップはこのほど、全世界で化粧品の動物実験を廃止するため、800万人分の署名を集めるグローバルキャンペーンを始めた。2019年までに、800万人分の署名を集めて国際連合に提出する。日本での目標署名数は24万人を予定している。(オルタナS編集長=池田 真隆)

同社では英国の国際動物保護団体Cruelty Free International(クルエルティフリーインターナショナル)と組み、このキャンペーンを行う。同社では2011年に、国際連合に対して子どもの人身売買に関する700万人分の署名を提出した。今回、800万人分の署名を集めることを目標にしているが、同社では過去最大規模だ。

現在、世界の80%の国で化粧品の動物実験が行われている。化粧品の動物実験は、安全性を確かめるために行われるが、その残虐性が問題視されている。


「鳴かない」ウサギを実験台へ

例えば、「眼刺激性試験」では、ウサギの片方の眼に試験物質を点眼し、その刺激を観察する。眼を手足でこすらないように保定器で拘束された状態で96時間の経過をみるという。ウサギが激痛を感じている場合は、直ちに殺処分される。

「単回投与毒性試験」は化学物質の毒性をはかるために行われる。あらかじめ断食させておいた動物の口へ強制的に試験物質を投与する。中毒症状を2週間ほど観察し、実験後は生死に関わらず、全て解剖される。

ウサギをマウスとして使用する理由は、2つある。涙腺が細く、涙が出にくい特性から試験物質を角膜上に保持しやすいことと、激痛による鳴き声をあげないためだ。


EU、インドなどは完全廃止

日本では全ての化粧品に動物実験が義務づけられているわけではない。化粧品の安全性保証は、企業が自己責任で行うので承認申請の仕組みはない。しかし、新しく開発したタール色素、紫外線防止剤、防腐剤を配合するときや、配合量が規制されている成分の量を増やしたいときには、動物実験を行わなければいけない決まりとなっている。

動物実験をしないでも安全性を確かめるために、科学による代替法も開発されているが、コスト面から動物実験を選ぶ企業は多い。

倫理的に反している行為に消費者は声を上げ、2013年にはEUが動物実験をした化粧品の輸出入を禁止した。イスラエル、インドでも化粧品の動物実験を完全に禁止した。米国、オーストラリア、台湾などでも、化粧品の動物実験の廃止に向けた法案が検討されている。

日本では、資生堂、マンダム、コーセーなど業界大手が続々と「廃止」を宣言している。だが、中国へ輸出する場合は、動物実験をした化粧品でないといけないため、例外とされている。


クルエルティフリーインターナショナル代表を務めるミシェル・シュー氏は、このタイミングでグローバルキャンペーンを始めた理由について、「各国の政府が動き出しているが、少しずつ方向性が異なっている。一方で消費者は動物実験の完全な廃止を願っている。このタイミングでキャンペーンを行い、各国の足並みを揃えて、動物実験を完全になくしていきたい」と話した。

例外とされていた中国に関しては、「このキャンペーンの目的は世界から動物実験をなくすことなので、当然中国にも他国と同じ条件を与えられる」と説明した。

キャンペーンの名称は、「FOREVER AGAINST ANIMAL TESTING」。オンラインやザ・ボディショップ各店舗で署名を集めている。



~転載以上~



署名、キャンペーン詳細はこちら!ウサギドキドキ


FOREVER AGAINST ANIMAL TESTING

化粧品の動物実験反対キャンペーン

http://www.the-body-shop.co.jp/commitment/against-animal-testing.html


実験動物が苦痛にもだえ苦しんでいる。日本には苦痛を軽減するシステムが確立されていない

Health Pressからです。

http://healthpress.jp/2017/04/post-2958.html


実験動物が苦痛にもだえ苦しんでいる。日本には苦痛を軽減するシステムが確立されていない

2017.04.28


実験動物が苦痛にもだえ苦しんでいる。日本には苦痛を軽するシステムが確立されていないの画像1

当たり前だが、実験動物は苦痛を感じている!(depositphotos.com)


 現在、我が国の動物実験における支援体制は残念ながら十分とは言えません。一般的に、医科系大学の研究者は診療業務を行いながら動物実験を行っているので、多忙のために研究者自らが十分な術後ケアを行える状況にはありません。


 また、獣医学的ケアの必要性の認識や実験動物専門獣医師、実験動物看護師の数も十分ではありません。それ故、実験動物たちが被る、「苦痛」の軽減が充分に行われているとは言えない現状にあります。


 動物実験が一般の人達から往々にして非難される所以は、実験動物たちに苦痛を与えているという事から来るものです。物言えぬかわいい動物たちを意図的に苦しめているというものです。実験動物たちが被る苦痛の軽減を担保するシステムが確立されなければ動物実験は社会から受け入れ難いでしょう。

水準の低いわが国の実験動物の苦痛軽減対策

 欧米では、動物は「痛みを感ずる能力のあるモノ」と定義をされており、苦痛軽減の重要性はとても大きく認識されています。ですから、その倫理的課題を解決するために多くのガイドラインが作成されています。たとえば、Guide for the Care and Use of Laboratory Animals 8th ed.( 2010)やEUROGUIDE: On the accommodation and care of animals used for experimental purposesが代表的です。


 欧米で公表された各種ガイドラインは我が国でも参考にされていますが、残念ながら我が国では実験動物の苦痛軽減対策の水準は未だ欧米に遠く及ばないのが現状です。その理由は大きく、2つあると考えています。


 ひとつは、実験動物に対する縦割り行政に加え、行政の傘下にない分野での動物実験も多々ある、すなわち行政の網羅性に問題があることです。日本では、動物実験を「動物実験」と「実験動物」に分けて扱っています。環境省が扱うのは「実験動物」、その他の省庁(文科省、厚労省、農水省)が扱っているのは「動物実験」です。


 このように、「実験動物」や「動物実験」に対する共通の認識のなさが動物福祉への取り組みにブレーキをかけていると考えられます。それでもこれら三省は傘下の研究機関を把握しようと努力していますが、しかし傘下にない研究機関の数やそこで行なわれている動物実験の実態は、どの行政機関も把握しようとすらしていないように思われます。


 もう一つの原因は、日本の法規や種々のガイドラインには「獣医学的ケア」という文言がどこにも入っていないため、動物実験での「苦痛の軽減」で果たすべき獣医師や動物看護師の役割があいまいであることです。


 2005年の改正動愛法で、初めて3Rの原則が明記されたことは記憶に新しい。特にその中の「苦痛の軽減」には「獣医学的ケア」が欠かせず、そのための専門性を持つ獣医師や飼育技術者の配置が必須であるものの、そのことが我が国のルールのどこにも書かれていないのです。


動物実験関係者は動物の生命に真摯に向き合うべき

 侵襲性の大きい動物実験を実施する場合には、ヒトの場合と同様、周術期管理の知識・技術を有する臨床獣医師が実験動物の手術の統括を行い、術後の管理には資格・技術を持つ飼育技術者が行うというシステムの確立が急務です。そのような「苦痛軽減を担保するシステム」があれば、動物実験に対する市民の不安も軽減されるのではないでしょうか。  
 
 私は、日本における動物実験の場に、臨床獣医師と専門の教育を受けた技術者や動物看護師が周術期ケアを行うような実験動物の苦痛軽減を担保するシステムが一日も早く普及・定着することを強く望んでいます。


 実験動物たちは、自らが望んだわけではないのに、実験動物としての使命を与えられ、人類の健康や幸福に多大な貢献をしていますが、言うまでもなく動物に苦痛をもたらすものです。そしてかけがえのない「生命」は失われます。このことを私達は真摯に受け止め、動物実験の在り方を吟味し、種々の問題点の改善を行う責任が私達動物実験関係者にはあると思います。


末田輝子
東北大学大学院医学系研究科附属動物実験施設勤務。
「実験動物ブタの福祉のための看護的飼育管理の考案」で平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞を受賞。末田さんを2年がかりで取材してまとめられたノンフィクション「ありがとう実験動物たち」(太田京子著、岩崎書店)も話題に。


MRIC 2017年4月28日より抜粋転載。全文は(http://medg.jp/mt/?p=7507)

日本および韓国宛て 動物を使った農薬の毒性試験を廃止するよう求める署名

世界的動物保護団体、ヒューメインソサエティー・インターナショナル(HSI)が、日本および韓国へ宛てて立ち上げた署名です。


以下、内容を翻訳しました。




Save dogs from cruel pesticide poisoning!

http://www.thepetitionsite.com/takeaction/107/634/233/?TAP=1732


動物を使った、除草剤や昆虫忌避剤などの農薬の毒性試験は多くの国で法律によって義務付けられていますが、HSIは残酷な実験から動物たちを救うため、世界各国の政府に対して試験の要件を修正するよう働きかけてきました。


そして今、ビーグル犬に対し1年間に渡り強制給餌等で農薬を摂取させる試験を廃止させることに成功しようとしています。


この試験の科学的根拠は乏しく、米国、インド、EU、ブラジル、カナダに試験を要件としないよう説得することができました。しかし、この残酷で不必要な試験はいまだ日本および韓国において法律で義務付けられています。


1人でも多くの方に賛同いただき、両国に対してこの時代遅れの試験を廃止する世界的な動きに同調するよう求めましょう。



※署名は、名→姓→メールアドレス→国を選択→住所→郵便番号を入力し、Sign Nowをクリックして完了です。



「動物では化粧品の安全性は確かめられない」71.4% 人データで安全を確認する方法の開発が急務

アニマルライツセンターからです。

http://www.arcj.org/animals/animaltesting/00/id=981


人データで安全を確認する方法の開発が急務では?

2016/11/23


ラッシュジャパンが2013年にも行った化粧品の動物実験に対する意識調査を再び行いました。

2013年同様にアニマルライツセンターもこの調査に加わりましたが、私たち啓発を行う団体としては認知度が3年前と比較してあがっていない、むしろ多少の誤差で下がっていることに落胆しました。

しかし、動物実験で人の安全性は確かめられないと考える人が、全体の71%であり、動物実験が絶対であるという偏見が多少取り除かれてきていることを感じました。

調査結果は動画でご覧ください。

【調査概要】
調査期間:2016年9月16日~9月22(ラッシュ調べ)
総回答数:8,624名





また、ラッシュジャパンの化粧品の動物実験をなくすための積極的なアクションは、調査や店頭でのキャンペーンにとどまりません。ラッシュプライズという動物実験を減らすために貢献した、または貢献するであろう研究に、毎年最大25万ポンド(約4,500万円 ※1)の賞金を出す取り組みを行っています。


2012年から行われているラッシュプライズでは、今年は動物実験では人の安全を確かめられないと自覚し新たな安全性試験の開発に取り組む日本人の若い研究者にも、賞が送られました。


辰巳久美子さん (大阪市立大学)の研究は、肝臓の毒性を3Dモデルで確かめるというもので、将来的にはすべての臓器の3Dモデルを確立し、それぞれを繋ぎ、体全体の安全性を確かめられるようにしたいという夢を持つ研究者でした。
日本での研究は、研究のための臓器が手に入らず社会システムの変革も必須だといいます。

今、動物実験を経た薬が、臨床試験や市場に出た後に回収されたり副作用情報が書き直されるのが当たり前のようになっています。動物実験は「まるでコインを投げて裏表をあてるようなもの」とLushPrize運営事務局をつとめる科学者のレベッカ・ラム氏は言います。


愛情や何かを感じる心や行動など人とそれ以外の動物の共通点はたくさんあり、私たちに必要なものの多くを動物も必要とするという行動学的研究が多数ある一方で、その体の作り、生物学的な面での違いは大きいのです。


この種差を超えることは、これまでドレだけ莫大な金(税金含む)と研究者の貴重な時間と能力を費やしても、超えることが出来ませんでした。これからもそれは同じでしょう。どんなに似たような症状を「動物モデル」として作ったとしても、単に似ているに過ぎないのです。

私たちには、人のデータに基づいた試験方法が必要です。
動物実験を減らすための方法ではなく、これまでラッシュブライズを受賞したような研究者の方々が取り組むような方法の開発が必要です。このことはもう何十年も前から医学者が言い続けてきていることです。


日本社会もそろそろそちらにシフトすべきなのではないでしょうか。

ラッシュプライズを受賞した、動物実験を使わない試験のみを行う試験期間、XCELLR8の試験方法のデモの動画をご覧ください。





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プロフィール

春ママ

Author:春ママ
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福島原発避難区域の被災動物、殺処分、毛皮、動物実験、海外の動物事情など、国内外の動物の現状について情報をアップしています。

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